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DISP_FUNCTION

更新 : 2007 年 11 月

ディスパッチ マップ内の OLE オートメーション関数を定義します。

DISP_FUNCTION(theClass, pszName, pfnMember, vtRetVal, vtsParams )

パラメータ

  • theClass
    クラス名。

  • pszName
    関数の外部名。

  • pfnMember
    メンバ関数名。

  • vtRetVal
    関数の戻り値の型を指定する値。

  • vtsParams
    関数のパラメータ リストを指定する、スベースで区切られた 1 つ以上の定数のリスト。

解説

引数 vtRetVal は VARTYPE 型です。この引数に有効な値を次に示します。値は、VARENUM 列挙値から使用されます。

シンボル

戻り値の型

VT_EMPTY

void

VT_I2

short

VT_I4

long

VT_R4

float

VT_R8

double

VT_CY

CY

VT_DATE

DATE

VT_BSTR

BSTR

VT_DISPATCH

LPDISPATCH

VT_ERROR

SCODE

VT_BOOL

BOOL

VT_VARIANT

VARIANT

VT_UNKNOWN

LPUNKNOWN

引数 vtsParams は、スペースで区切られた VTS_ 定数のリストです。スペース (コンマではありません) で区切られた 1 つ以上の値は、関数のパラメータを示します。次に例を示します。

VTS_I2 VTS_PI2

は、short 型の整数とそれに続いて short 型の整数へのポインタを持つリストを指定しています。

VTS_ 定数とその意味を次に示します。

シンボル

パラメータの型

VTS_I2

Short

VTS_I4

Long

VTS_R4

Float

VTS_R8

Double

VTS_CY

const CY または CY*

VTS_DATE

DATE

VTS_BSTR

LPCSTR

VTS_DISPATCH

LPDISPATCH

VTS_SCODE

SCODE

VTS_BOOL

BOOL

VTS_VARIANT

const VARIANT* または VARIANT&

VTS_UNKNOWN

LPUNKNOWN

VTS_PI2

short*

VTS_PI4

long*

VTS_PR4

float*

VTS_PR8

double*

VTS_PCY

CY*

VTS_PDATE

DATE*

VTS_PBSTR

BSTR*

VTS_PDISPATCH

LPDISPATCH*

VTS_PSCODE

SCODE*

VTS_PBOOL

BOOL*

VTS_PVARIANT

VARIANT*

VTS_PUNKNOWN

LPUNKNOWN*

VTS_NONE

パラメータなし

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

DECLARE_DISPATCH_MAP

DISP_PROPERTY

DISP_PROPERTY_EX

BEGIN_DISPATCH_MAP

END_DISPATCH_MAP

その他の技術情報

ディスパッチ マップ