次の方法で共有


CDebugReportHook クラス

更新 : 2007 年 11 月

このクラスは、名前付きパイプにデバッグ レポートを送信するために使用します。

class CDebugReportHook

解説

名前付きパイプにデバッグ レポートを送信するには、サービスやアプリケーションのデバッグ ビルドで、このクラスのインスタンスを作成します。デバッグ レポートは、_CrtDbgReport を呼び出すか、この関数のラッパー (ATLTRACE マクロ、ATLASSERT マクロなど) を使用することにより生成されます。

このクラスを使用すると、対話型でないウィンドウのステーションで実行中のコンポーネントを、対話形式でデバッグできます。

デバッグ レポートは、基になるスレッドのセキュリティ コンテキストを使って送信されます。偽装が一時的に無効になると、Web アプリケーションなど、低い特権を持つユーザーの偽装が行われている状況で、デバッグ レポートを表示できるようになります。

必要条件

ヘッダー : atlutil.h

参照

その他の技術情報

CDebugReportHook のメンバ

ATL のクラス