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AfxFormatString1

更新 : 2007 年 11 月

指定された文字列リソースを読み込み、lpsz1 で指している文字列で文字列 "%1" を置き換えます。

void AfxFormatString1(
   CString& rString,
   UINT nIDS,
   LPCTSTR lpsz1 
); 

パラメータ

  • rString
    置き換えが実行された後の結果文字列を保持する CString オブジェクトへの参照。

  • nIDS
    置き換えが実行されるテンプレート文字列のリソース ID。

  • lpsz1
    テンプレート文字列内の書式指定文字 "%1" を置き換える文字列。

解説

新しく生成された文字列は rString に格納されます。たとえば、ストリング テーブル内の文字列が "File %1 not found" で、lpsz1 が "C:\MYFILE.TXT" のとき、rString には文字列 "File C:\MYFILE.TXT not found" が格納されます。この関数はメッセージ ボックスやその他のウィンドウに送られた文字列をフォーマットするときに役立ちます。

書式指定文字 "%1" が文字列内に複数あるときは、複数の置き換えが実行されます。

使用例

void DisplayFileNotFoundMessage(LPCTSTR pszFileName)
{
   CString strMessage;

   // The IDS_FILENOTFOUND string resource contains "Error: File %1 not found"
   AfxFormatString1(strMessage, IDS_FILENOTFOUND, pszFileName);
   // In the previous call, substitute the actual file name for the
   // %1 placeholder
   AfxMessageBox(strMessage);  // Display the error message
}

必要条件

ヘッダー : afxwin.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

AfxFormatString2