方法 : ジャーナルキューにメッセージを格納する

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

送信メッセージに対してジャーナルキューを使用するように設定するには、2 つの方法があります。MessageQueue コンポーネントの既定のプロパティを使用して、このコンポーネントから送信するすべてのメッセージでジャーナルを使用するように設定する方法と、送信する個別のメッセージに対してジャーナルキュー記録を設定する方法です。

ジャーナルストレージの概要については、「メッセージキューのジャーナルストレージ」を参照してください。

MessageQueue コンポーネントのインスタンスによって送信されるすべてのメッセージに対してジャーナルを使用するには

MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成し、その Path プロパティに、参照するキューを設定します。詳細については、「方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する」を参照してください。
[プロパティ] ウィンドウで、DefaultPropertiesToSend クラスの UseJournalQueue プロパティを true に設定します。

個別のメッセージに対してジャーナル記録を設定するには

送信するメッセージを作成します。
コード内で、UseJournalQueue プロパティを true に設定します。コードは次のようになります。
```
Message1.UseJournalQueue = True
```
```
     Message1.UseJournalQueue = true;
```

キューから削除されたメッセージに対してジャーナル記録を設定するには

MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成し、その Path プロパティに、参照するキューを設定します。詳細については、「方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する」を参照してください。
そのキューを参照している MessageQueue コンポーネントの UseJournalQueue プロパティを true に設定します。コードは次のようになります。
```
MessageQueue1.UseJournalQueue = True
```
```
     MessageQueue1.UseJournalQueue = true;
```

ジャーナルキューの最大サイズを設定するには

MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成し、その Path プロパティに、参照するジャーナルキューを設定します。詳細については、「方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する」を参照してください。
MaximumJournalSize プロパティに、ジャーナルキューに割り当てる容量をキロバイト単位で設定します。

参照

処理手順

方法 : キューの内容をパージする

方法 : メッセージの受信確認を要求する

方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する

概念

メッセージキューのジャーナルストレージ

既定のメッセージプロパティ

その他の技術情報

メッセージの送信とシリアル化