CHeaderCtrl クラス

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

Windows コモンヘッダーコントロールの機能が用意されています。

class CHeaderCtrl : public CWnd

解説

ヘッダーコントロールは通常、テキストまたは数字の列のセットの上に位置するウィンドウです。このコントロールは各列のタイトルを持ち、複数の部分に分割できます。ユーザーは各部分を分割する区分線をドラッグして、各列の幅を設定できます。ヘッダーコントロールの例については、「ヘッダーコントロール」を参照してください。

このコントロール (および CHeaderCtrl クラス) は、Windows 95/98 と Windows NT Version 3.51 以降の環境で実行されているプログラムでのみ利用できます。

Windows 95 および Internet Explorer 4.0 のコモンコントロール用に追加された機能は次のとおりです。

ヘッダー項目の並べ替え。
ドラッグアンドドロップによるヘッダー項目の並べ替え。CHeaderCtrl オブジェクトの作成時に HDS_DRAGDROP スタイルを使用します。
列サイズ変更中のヘッダー列テキストの常時表示。CHeaderCtrl オブジェクトの作成時に HDS_FULLDRAG スタイルを使用します。
ヘッダーのホットトラッキング。ポインタを合わせたヘッダー項目が強調表示されます。CHeaderCtrl オブジェクトの作成時に HDS_HOTTRACK スタイルを使用します。
イメージリストのサポート。ヘッダー項目に、CImageList オブジェクトに格納されているイメージやテキストを表示できます。