XDocument インターフェイス
Microsoft Office InfoPath フォームの基になる XML ドキュメントを表します。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath (microsoft.office.interop.infopath.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("096CD6A8-0786-11D1-95FA-0080C78EE3BB")> _
<CoClassAttribute(GetType(XDocumentClass))> _
Public Interface XDocument
Inherits _XDocument2, _XDocumentEventSink2_Event
'使用
Dim instance As XDocument
[GuidAttribute("096CD6A8-0786-11D1-95FA-0080C78EE3BB")]
[CoClassAttribute(typeof(XDocumentClass))]
public interface XDocument : _XDocument2, _XDocumentEventSink2_Event
コメント
この型は、COM 相互運用のためにマネージ コードで必要とされるコクラスのラッパーです。この型を使用して、このコクラスによって実装される COM インターフェイスのメンバにアクセスします。COM インターフェイスについては (このメンバの説明へのリンクを含む)、次を参照してください _XDocument3.
XDocument オブジェクトは InfoPath オブジェクト モデルの主要なオブジェクトであり、フォームのソース XML データをプログラムによって対話処理および操作するために使用できるプロパティ、メソッド、およびイベントを提供します。
XDocumentsCollection コレクションを使用して XDocument オブジェクトにアクセスできますが、通常は、コレクションを通さず、マネージ コード プロジェクトの _Startup メソッドでインスタンス化される thisXDocument
変数からアクセスします。
フォームのソース XML データは XML DOM (Document Object Model) の形式になっており、DOM プロパティをとおしてアクセスします。XDocument オブジェクトが提供する他のプロパティを使用すると、フォームおよび基になる XML ドキュメントについての情報を取得することもできます。また、印刷、保存、送信など、フォームに対して使用できるメソッドも提供されています。さらに、XDocument オブジェクトは多くのイベントも提供しており、これらを使用すると、フォームの読み込み、ビューの切り替え、結合操作など、フォーム レベルで発生するさまざまなアクションに対応できます。
例
フォームのソース XML データは XML DOM (Document Object Model) の形式になっており、XDocument オブジェクトの DOM プロパティをとおしてアクセスします。XDocument オブジェクトが提供する他のプロパティを使用すると、フォームおよび基になる XML ドキュメントについての情報を取得することもできます。たとえば、次のコードでは、IsDirty プロパティを使用して、フォーム内のデータが変更されたかどうかを調べています。
if (thisXDocument.IsDirty)
{
thisXDocument.UI.Alert("Form has been changed.");
}
else
{
thisXDocument.UI.Alert("Form has not been changed.");
}
フォームおよび基になる XML ドキュメントについての情報の取得に加えて、XDocument オブジェクトでは、印刷、保存、送信など、フォームに対して使用できるさまざまなメソッドも提供されています。さらに、多くのイベントも提供されており、これらを使用すると、フォームの読み込み、ビューの切り替え、結合操作など、フォーム レベルで発生するさまざまなアクションに対応できます。
XDocument オブジェクトの使用方法に関する他のサンプルについては、以下を参照してください。
[方法] アプリケーション データにアクセスする方法