DataDOMEvent.ReportError メソッド
ErrorObject オブジェクトを作成して、ErrorsCollection コレクションに追加します。
このメソッドは、CLS に準拠していません。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)
構文
'宣言
<DispIdAttribute(8)> _
Function ReportError ( _
varNode As Object, _
bstrShortErrorMessage As String, _
fSiteIndependent As Boolean, _
bstrDetailedErrorMessage As String, _
lErrorCode As Integer, _
bstrType As String _
) As ErrorObject
'使用
Dim instance As DataDOMEvent
Dim varNode As Object
Dim bstrShortErrorMessage As String
Dim fSiteIndependent As Boolean
Dim bstrDetailedErrorMessage As String
Dim lErrorCode As Integer
Dim bstrType As String
Dim returnValue As ErrorObject
returnValue = instance.ReportError(varNode, bstrShortErrorMessage, fSiteIndependent, bstrDetailedErrorMessage, lErrorCode, bstrType)
[DispIdAttribute(8)]
ErrorObject ReportError (
Object varNode,
string bstrShortErrorMessage,
bool fSiteIndependent,
string bstrDetailedErrorMessage,
int lErrorCode,
string bstrType
)
パラメータ
- varNode
エラーが関連付けられる XML DOM (Document Object Model) ノード。
- bstrShortErrorMessage
短いエラー メッセージに使用するテキスト。
- fSiteIndependent
Error オブジェクトの自動削除の条件を設定します。true の場合は、Error オブジェクトに対応する XPath 式と一致したいずれかのノードが変更されると、Error オブジェクトは削除されます。false の場合は、特定のイベントの Site プロパティによって返されるノードが変更されると、Error オブジェクトは削除されます。
- bstrDetailedErrorMessage
詳細なエラー メッセージに使用するテキスト。
- lErrorCode
エラー コードとして使用する番号。
- bstrType
既定値は "modeless" です。値の変更を自動的に拒否するか、または変更を承認するか拒否するかの指定をユーザーに求めるかを決定します。もう 1 つの値は "modal" です。
戻り値
新しく作成された Error を表す ErrorObject オブジェクト。
コメント
ReportError メソッドが呼び出されると、Microsoft Office InfoPath 2007 は、Error オブジェクトを作成して、Errors コレクションに追加します。エラーは、入力規則の制約が有効でなくなると、コレクションから削除されます。場合によっては、Delete メソッドまたは DeleteAll メソッドを使用して、エラーを明示的に削除することもできます。
エラーは、Add メソッドを使用して作成することもできます。
メモ : |
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同じ種類のすべての XML DOM ノードに対してエラーを適用する場合は、サイトに依存しないエラーを使用する必要があります。特定の XML DOM ノードに対してのみエラーを適用する場合は、サイトに依存するエラーを使用します。 |
メモ : |
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ReportError メソッドは、OnValidate イベントの間にだけ使用できます。 |
重要 : |
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このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。 |
例
次の例では、DataDOMEventObject オブジェクトの Site プロパティを使用して、ノードの値を確認しています。データの入力規則エラーが発生した場合は、ReportError メソッドを使用してカスタム エラーを作成します。
[InfoPathEventHandler(MatchPath="/my:myFields/my:field1", EventType=InfoPathEventType.OnValidate)]
public void field1_OnValidate(DataDOMEvent e)
{
if (int.Parse(e.Site.text) > 50)
{
e.ReportError(
e.Site,
"Invalid quantity. The total number of each type of block cannot exceed 50.",
false,
"",
2,
"modeless");
}
if (int.Parse(e.Site.text) < 0)
{
e.ReportError(
e.Site,
"Invalid quantity. The total number of each type of block cannot be less than 0.",
false,
"",
2,
"modeless");
}
}
関連項目
参照
DataDOMEvent インターフェイス
DataDOMEvent のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間