次の方法で共有


バッファ操作

更新 : 2007 年 11 月

バッファ操作ルーチンは、メモリ領域をバイト単位で操作するときに使用します。

バッファ操作ルーチン

ルーチン

用途

同等の .NET Framework 関数

_memccpy

特定のバッファから別のバッファへ、指定された文字または指定された文字数がコピーされるまで文字をコピーします。

System::Buffer::BlockCopySystem::String::Copy

memchr、wmemchr

バッファ内の指定された文字数の範囲内で、指定された文字が最初に現れた位置へのポインタを返します。

適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

memcmp、wmemcmp

2 つのバッファ間で、指定された文字数を比較します。

System::String::CompareSystem::String::Equals

memcpy、wmemcpy, memcpy_s、wmemcpy_s

特定のバッファから別のバッファへ、指定された文字数をコピーします。

System::Buffer::BlockCopySystem::String::Copy

_memicmp、_memicmp_l

2 つのバッファ間で、指定された文字数を大文字小文字の区別なく比較します。

System::String::CompareSystem::String::Equals

memmove、wmemmove,memmove_s、wmemmove_s

特定のバッファから別のバッファへ、指定された文字数をコピーします。

System::Buffer::BlockCopy

memset、wmemset

バッファ内の指定されたバイト数を指定された文字で初期化します。

System::Buffer::SetByte

_swab

データをバイト単位でスワップして、指定された位置に格納します。

適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

コピー元とコピー先のメモリ領域が重なっている場合、すべてのソースを正しくコピーできるのは memmove だけです。

参照

参照

カテゴリ別ランタイム ルーチン