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CPagerCtrl クラス

更新 : 2007 年 11 月

CPagerCtrl クラスは、Windows のページャ コントロールをラップします。ページャ コントロールには、外側のウィンドウに収まらない内側のウィンドウをスクロールによって表示する機能があります。

class CPagerCtrl : public CWnd

解説

ページャ コントロールは、それ自体がウィンドウであり、中に、直線的な関係にあるそれより大きな別のウィンドウが組み込まれています。内側のウィンドウは、スクロール機能を使用して表示できます。ページャ コントロールで表示される 2 つのスクロール ボタンは、内側のウィンドウが端までスクロールされると自動的に非表示になり、端から離れると再び表示されます。水平スクロール、垂直スクロールのどちらでも、ページャ コントロールを作成できます。

たとえば、アプリケーションのツール バーの幅が足りなくてすべての項目を表示できない場合は、ページャ コントロールにそのツール バーを割り当てることによって、ユーザーはツール バーを左右にスクロールしてすべての項目にアクセスできるようになります。ページャ コントロールは、Microsoft Internet Explorer Version 4.0 (commctrl.dll バージョン 4.71) で導入されました。

CPagerCtrl クラスは、CWnd クラスから派生したクラスです。ページャ コントロールの詳細と図解については、「Pager Controls」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxcmn.h

参照

参照

CPagerCtrl クラス

階層図

Pager Controls

その他の技術情報

CPagerCtrl のメンバ