メタデータ ワークスペース
ADO.NET には、アプリケーションのコンテキストで エンティティ データ モデル (EDM) メタデータを操作できるようにする中心的なランタイム API として MetadataWorkSpace クラスが提供されています。MetadataWorkSpace クラスには、特定の項目コレクションのメタデータが集約されています。
項目コレクションには、ADO.NET エンティティ フレームワーク を使用したアプリケーションの各種モデルが反映されます。モデルには、オブジェクト モデル、概念モデル、ストレージ (データベース) モデル、および概念モデルとストレージ モデル間のマッピング モデルがあります。モデルの詳細については、「メタデータ ワークスペースの概要」を参照してください。
MetadataWorkSpace クラスのインスタンスは、2 とおりの方法で取得できます。EntityConnection クラスのインスタンスから取得する方法と、特殊化された ObjectContext クラスのインスタンスから取得する方法です。
以下に示したトピックには、メタデータ ワークスペースの全体的なアーキテクチャ、メタデータ ワークスペースに集約される項目コレクション、および MetadataWorkSpace クラスについて詳しく説明されています。
このセクションのトピック
- メタデータ ワークスペースの概要
メタデータ ワークスペースの全体的なアーキテクチャについて説明します。
- 項目コレクション (メタデータ)
メタデータ ワークスペースに集約される項目コレクションについて説明します。
- エンティティ接続とメタデータ ワークスペース
EntityConnection クラスや、特殊化されたバージョンの ObjectContext クラスと共に、MetadataWorkSpace クラスを使用する方法について説明します。
- 高度なメタデータ ワークスペース
MetadataWorkspace クラスの高度な使用法として、このクラスを使ってメタデータ情報を取得する方法について説明します。