クイック スタート (Entity Framework)
このクイック スタートでは、「はじめに (Entity Framework)」のトピックに関する理解をより深めるための一連のタスクを紹介しています。これらのタスクは、ADO.NET エンティティ フレームワーク の概念を効率よく理解できるように作成されています。
学習する内容
このクイック スタートの最初のタスクでは、School データベースを作成し、Visual Studio のツールを使用しながら、データベース内のテーブルに対する 1:1 のマッピングに基づいて エンティティ データ モデル (EDM) のマッピング ファイルを生成する方法を紹介しています。その後、Visual Studio を使用した Windows フォーム アプリケーションの作成、School モデルのデータにアクセスするためのクエリの作成、表示コントロールへのクエリ結果のバインド、オブジェクトの更新、データベースへの変更内容の保存などのタスクを行います。
Course Manager の完成版を Visual Basic プロジェクトまたは C# プロジェクトとして CodePlex からダウンロードできます。
必要条件
このクイック スタートは、Visual Studio 開発と .NET Framework については理解しているが、エンティティ フレームワーク を使用するのは初めてというユーザーを対象としています。クイック スタートを最後まで行うには、次のソフトウェアがインストールされている必要があります。
Microsoft Visual Studio 2008。
ADO.NET エンティティ フレームワーク のランタイムおよびツール。ADO.NET エンティティ フレームワーク のランタイムおよびツールは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
Microsoft SQL Server 2005 以降 (データベース サービスを含む)、または SQL Server 2005 Express Edition 以降。
このチュートリアルの推定所要時間 : 30 分
Entity Framework クイック スタートのタスク
- School サンプル データベースの作成
School データベース スキーマを作成し、データベースにデータを読み込みます。
- Course Manager アプリケーションの作成
School モデルのデータにアクセスするための Windows フォーム アプリケーションを作成します。
- School Entity Data Model の生成
Visual Studio ツールを使用して、School データベースに基づく EDM を生成します。
- エンティティとアソシエーションのクエリ
School モデルのエンティティとアソシエーションに対するクエリを作成し、そのクエリの結果とコントロールとをバインドします。
- データの挿入と更新
データ コントロールを使ってオブジェクト データに行われた変更を School データベースに保存します。