EntityType 要素 (CSDL)

<EntityType> 要素は、設計するアプリケーションのドメインのオブジェクトを指定するために概念スキーマ定義言語 (CSDL) の エンティティ データ モデル (EDM) で使用されます。次の構文では、Department エンティティおよびそのプロパティが AdventureWorksHRModel 名前空間で宣言および定義されます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Schema Namespace="AdventureWorksHRModel" Alias="Self" 
              xmlns="https://schemas.microsoft.com/ado/2006/04/edm">

  <EntityType Name="Department"> 
    <Key>
        <PropertyRef Name="DepartmentID">
    </Key>
    <Property Name="DepartmentID" Type="Int16" Nullable="false" />
    <Property Name="Name" Type="String" Nullable="false" />
    <Property Name="GroupName" Type="String" Nullable="false"/>
    <Property Name="ModifiedDate" Type="DateTime" Nullable="false" />
  </EntityType>

この例の Department エンティティは、属性割り当て Key="DepartmentID" の Key プロパティを指定します。その他のプロパティには、Name、GroupName、および ModifiedDate があります。それぞれのプロパティにはデータ型があり、制約が含まれる場合があります。

この CSDL 構文のプロパティのデータ型は、ストレージ レイヤを定義するストア スキーマ定義言語 (SSDL) 構文のプロパティにマップされます。マッピングを理解するには、「EntityType 要素 (SSDL)」および「EntityContainerMapping 要素 (MSL)」で、このデータ型を確認してください。

プロパティ型、属性、および制約の詳細については、「Entity Data Model の型」を参照してください。

参照

概念

EntityType 要素 (SSDL)
EntityTypeMapping 要素 (EntitySetMapping)
EntityContainerMapping 要素 (MSL)
エンティティの実装 (EDM)
アソシエーションの実装 (EDM)