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ユーザー定義データ型

更新 : 2007 年 11 月

JScript には用意されていないデータ型が必要になる場合があります。この場合、新しいクラスを定義するパッケージをインポートするか、class ステートメントを使用して独自のデータ型を作成できます。クラスは、JScript の定義済みのデータ型と同じ方法で、型の注釈や型指定された配列の作成に使用できます。

データ型の定義

次の例では、class ステートメントを使用して、新しいデータ型の myIntVector を定義しています。関数宣言で新しい型を使用して、関数のパラメータの型を示しています。また、変数に新しい型の注釈を指定しています。

// Define a class that stores a vector in the x-y plane.
class myIntVector {
   var x : int;
   var y : int;
   function myIntVector(xIn : int, yIn : int) {
      x = xIn;
      y = yIn;
   }
}

// Define a function to compute the magnitude of the vector.
// Passing the parameter as a user defined data type.
function magnitude(xy : myIntVector) : double {
   return( Math.sqrt( xy.x*xy.x + xy.y*xy.y ) );
}

// Declare a variable of the user defined data type.
var point : myIntVector = new myIntVector(3,4);
print(magnitude(point));

このコードの出力は次のようになります。

5

参照

概念

型の注釈

参照

class ステートメント

package ステートメント

その他の技術情報

データ型 (JScript)

JScript オブジェクト