方法 : 速度を自動的に調整するようにネットワーク アダプタを構成する
更新 : 2007 年 11 月
ネットワーク アダプタのリンク速度が自動的に調整されるようにクライアント コンピュータが構成されていない場合は、Team Foundation の一部の機能が終了するまでに時間がかかる可能性があります。このような機能には、チーム プロジェクトの作成、作業項目の保存、コード変更のマージなどがあります。場合によっては、これらの機能が完了しないことがあり、"基になる接続が閉じられました" という表現を含むエラー メッセージが表示されることがあります。
Team Foundation の機能が完了するまでにかかる時間は、コンピュータ ネットワークの速度によっても左右されます。ネットワーク スループットは、ネットワーク スイッチおよびコンピュータのネットワーク アダプタの構成によって影響を受けることがあります。たとえば、"自動検出モード" または "自動ネゴシエーション" がオンになっているかどうか、全二重モードまたは半二重モードのどちらで情報が送信されるかなどです。
Team Foundation の機能を最短の時間で完了するには、これらの設定を、スループットが最大になるように適切に設定する必要があります。全二重モードと半二重モードの違いの詳細については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
メモ : |
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クラスタ通信に複数の速度のイーサネットのネットワーク アダプタを使用する場合は、マイクロソフト サポート技術情報の「NIC の自動検出を利用した場合のクラスタへの影響について」を参照してください。 |
必要なアクセス許可
以下の手順を実行するには、ローカル コンピュータの Administrators セキュリティ グループのメンバである必要があります。
Windows Server 2003 でネットワーク アダプタのリンク速度を自動的に調整するようコンピュータを構成するには
[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントします。次に、[ネットワーク接続] をポイントし、関連するネットワーク接続 (既定では [ローカル エリア接続]) をクリックします。
[ローカル エリア接続の状態] ダイアログ ボックスが表示されます。
[プロパティ] をクリックします。
[ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[構成] をクリックします。
ネットワーク アダプタのネットワーク接続のプロパティのダイアログ ボックスが表示されます。
[詳細設定] タブをクリックします。
[プロパティ] ボックスの一覧で、アダプタの属性に応じて、接続の種類に対応するプロパティ ([Duplex Mode]、[Media]、[Media Type]、[Link Speed & Duplex] など) をクリックします。
[値] ボックスの一覧の [Auto Detect] をクリックします。
[OK] をクリックし、[閉じる] をクリックします。
Windows Server 2008 でネットワーク アダプタのリンク速度を自動的に調整するようコンピュータを構成するには
[スタート] メニューの [コントロール パネル] をクリックします。
[ネットワークとインターネット] をクリックします。
[ネットワークと共有センター] をクリックし、[ネットワーク接続の管理] をクリックします。
[ネットワーク接続] フォルダが表示されます。
関連するネットワーク接続 (既定では、[ローカル エリア接続]) を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[構成] をクリックします。
アダプタのプロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。
[詳細設定] タブをクリックします。
[プロパティ] ボックスの一覧で、アダプタの属性に応じて、接続の種類に対応するプロパティ ([Connection Type]、[Duplex Mode]、[Media]、[Media Type]、[Link Speed & Duplex] など) をクリックします。
[値] ボックスの一覧の [AutoSense] をクリックします。
[OK] をクリックします。