perf_object
この属性をクラスに適用すると、パフォーマンス モニタ オブジェクトを定義できます。
[ perf_object(
name_res,
help_res,
namestring,
helpstring,
detail,
no_instances,
class,
maxinstnamelen
) ]
パラメータ
name_res
リソース ID として指定するパフォーマンス オブジェクトの名前。namestring 引数を使用して、文字列の形式で名前を指定する場合は不要です。help_res
リソース ID として指定するパフォーマンス オブジェクトのヘルプ文字列。helpstring 引数を使用して、文字列の形式でヘルプ文字列を指定する場合は不要です。namestring
文字列として指定するパフォーマンス オブジェクトの名前。name_res 引数を使用して、リソース ID として名前を指定する場合は不要です。helpstring
文字列として指定するパフォーマンス オブジェクトのヘルプ文字列。help_res 引数を使用して、リソース ID としてヘルプ文字列を指定する場合は不要です。detail
オブジェクトの詳細レベル。既定値は PERF_DETAIL_NOVICE です。次の値を使用できます。詳細レベル
説明
PERF_DETAIL_NOVICE
このカウンタが大半のユーザーに対して有意であることを示します。これは、最も一般的なカウンタ詳細レベルです。
PERF_DETAIL_ADVANCED
このカウンタが上級ユーザーに対してだけ有用であることを示します。
PERF_DETAIL_EXPERT
このカウンタが、最上級ユーザーに対してだけ有用であることを示します。
PERF_DETAIL_WIZARD
このカウンタが、一部のユーザーに対して有用ではないことを示します。
no_instances
true を設定すると、パフォーマンス オブジェクトはインスタンスなしになります。既定値は false です。class
このオブジェクトを適用する CPerfMon 派生クラス。既定では、次に見つかった名前が使用されます。maxinstnamelen
インスタンス名の最大長。既定値は ATLPERF_DEFAULT_MAXINSTNAMELENGTH です。
必要条件
ヘッダー |
atlperf.h |
プロジェクト |
EXE、DLL |
コンパイラ |
/D "_ATL_ATTRIBUTES" |
必要条件の項目の詳細については、「属性の必要条件」を参照してください。
解説
この属性は、CPerfObject を基本クラスとして追加することにより、クラスをパフォーマンス モニタ オブジェクトとして指定するために、クラス レベルで使用されます。Visual Studio コード ウィザードを使用して、パフォーマンスの監視サポートをプロジェクトに追加する方法については、「ATL パフォーマンス モニタ オブジェクト マネージャの追加」を参照してください。
使用例
perf_counter 属性の例を参照してください。
必要条件
属性コンテキスト
対象 |
class、struct |
複数回の適用 |
不可 |
必要な属性 |
なし |
無効な属性 |
なし |
属性コンテキストの詳細については、「属性コンテキスト」を参照してください。