エラー メッセージ (Visual Basic)

更新 : 2007 年 11 月

アプリケーションが Visual Basic 環境内で動作しているとき、またはスタンドアロンの実行可能コードとして動作しているときに、エラー メッセージが生成される場合があります。一部のエラー メッセージは、デザイン時またはコンパイル時に発生する場合もあります。On Error ステートメントと Err オブジェクトの Number プロパティを使用すると、トラップできるエラーをテストしたりこれに応答したりすることができます。1 ～ 1000 の範囲で使用されていないエラー番号は、Visual Basic で将来使用するために予約されています。

メモ :
エラーが Err オブジェクトの Raise メソッドまたは Error ステートメントを使用して生成される場合は、"アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラー" と記述されています。この場合のエラー番号は、Visual Basic 言語で定義されるエラーには対応していません。このようなエラーは、ホスト アプリケーション (Microsoft Excel や Visual Basic など) によって定義できますが、コードから生成する場合は、Raise メソッドを使用し、必要なすべての引数を指定する必要があります。

Visual Basic で開発しているときには、F1 キーを押すことにより、メッセージに関するヘルプを表示できます。同様に、タスク一覧ウィンドウに表示されるエラー メッセージに対しても F1 キーを使用できます。

このセクションの内容

• 方法 : Visual Basic コンパイル エラーに関する情報を取得する
  コンパイラ エラーの概念と、特定のエラー メッセージに関するヘルプの表示方法について説明します。

• 方法 : Visual Basic ランタイム エラーに関する情報を取得する
  ランタイム エラーの概念と、特定のエラー メッセージに関するヘルプの表示方法について説明します。

• Visual Basic コンパイラ メッセージ
  コンパイル時に発生する Visual Basic のエラー メッセージが記載されています。

• Visual Basic のランタイム メッセージ
  実行時に発生する Visual Basic のエラー メッセージが記載されています。

関連するセクション

• Visual Basic での例外およびエラー処理
  Visual Basic の例外処理に関するトピックへのリンクの一覧を示します。

• チュートリアル : 構造化例外処理
  Try...Catch...Finally ステートメントを使用して例外を処理する方法について説明します。