ローカライズ対象の確認
更新 : 2007 年 11 月
ローカライズ対象の確認とは、グローバライズしたアプリケーションがローカライズ可能な状態かどうかを確認する中間的な作業です。アプリケーションの実行可能コードがローカライズ可能リソースから明確に分離されている場合には、アプリケーションをローカライズできます。共通言語ランタイムのサテライト アセンブリ リソース モデルでは、コードとリソースの分離が完全にサポートされています。実行可能コードはアプリケーションのメイン アセンブリに含まれており、リソースはアプリケーションのリソース ファイルに含まれています。このモデルの実装方法の詳細については、「アプリケーションのリソース」を参照してください。
ローカリゼーションを考慮してアプリケーションを設計および開発すると、このローカライズ対象の確認フェーズにより品質が保証されます。ローカリゼーションを考慮しないと、このフェーズでローカライズ作業を中断するソース コードのエラーを発見して修正することになります。ローカリゼーション作業中にソース コードを変更する必要が生じないようにします。ローカライズの可能性をチェックしておくと、ローカリゼーション作業でアプリケーションに機能的な欠陥が生じることはありません。