方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでテキストを選択する

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

Windows フォーム TextBox コントロールを使用すると、プログラムによってテキストを選択できます。たとえば、テキストの特定の文字列を検索する関数を作成した場合は、テキストを選択し、検索した文字列の位置を視覚的に示すことができます。

プログラムによってテキストを選択するには

SelectionStart プロパティに、選択するテキストの開始位置を設定します。

SelectionStart プロパティは、テキスト文字列内のカーソル位置を示す数値であり、0 は左端の位置を表します。SelectionStart プロパティにテキストボックスの文字数以上の値を設定した場合、カーソル位置は最後の文字の後に配置されます。
SelectionLength プロパティに、選択するテキストの長さを設定します。

SelectionLength プロパティは、カーソル位置からの選択範囲の長さを設定する数値です。SelectionLength に 0 より大きい値を設定すると、現在のカーソル位置を基点とした文字数が選択されます。

(省略可能) SelectedText プロパティを使用して、選択したテキストにアクセスします。

次のコードを使用すると、コントロールの Enter イベントが発生したときに、テキストボックスの内容が選択されます。TextBox1_Enter イベントハンドラは、コントロールにバインドする必要があります。詳細については、「方法 : Windows フォームで実行時にイベントハンドラを作成する」を参照してください。

Private Sub TextBox1_Enter(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles TextBox1.Enter
   TextBox1.SelectionStart = 0
   TextBox1.SelectionLength = TextBox1.Text.Length
End Sub

private void textBox1_Enter(object sender, System.EventArgs e){
   textBox1.SelectionStart = 0;
   textBox1.SelectionLength = textBox1.Text.Length;
}

private void textBox1_Enter(Object sender, System.EventArgs e) 
{
   textBox1.set_SelectionStart(0);
   textBox1.set_SelectionLength(textBox1.get_Text().get_Length());
}

private:
   void textBox1_Enter(System::Object ^ sender,
      System::EventArgs ^ e)
   {
      textBox1->SelectionStart = 0;
      textBox1->SelectionLength = textBox1->Text->Length;
   }

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処理手順

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