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PX_IUnknown

更新 : 2007 年 11 月

IUnknown から派生したインターフェイスを持つオブジェクトが表すプロパティをシリアル化または初期化する場合に、コントロールの DoPropExchange メンバ関数内から呼び出します。

BOOL PX_IUnknown(
   CPropExchange* pPX,
      LPCTSTR pszPropName,
   LPUNKNOWN& pUnk,
   REFIID iid,
   LPUNKNOWN pUnkDefault = NULL 
);

パラメータ

  • pPX
    CPropExchange オブジェクトへのポインタ。通常は DoPropExchange にパラメータとして渡されます。

  • pszPropName
    交換されるプロパティの名前。

  • pUnk
    プロパティの値を表すオブジェクトのインターフェイスを保持する変数への参照。

  • iid
    プロパティ オブジェクトのどのインターフェイスがコントロールで使われているかを示すインターフェイス ID。

  • pUnkDefault
    プロパティの既定値。

戻り値

交換できた場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

必要に応じてプロパティの値が pUnk で参照される変数に対して読み書きされます。pUnkDefault が指定されているときはそれがプロパティの既定値として使われます。何らかの理由でコントロールの初期化またはシリアル化処理が失敗したときにこの値が使われます。

必要条件

ヘッダー : afxctl.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

COleControl::DoPropExchange