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Win32 スマート デバイス プロジェクト ウィザード

更新 : 2007 年 11 月

Win32 スマート デバイス プロジェクト ウィザードを使用すると、4 種類のプロジェクトのうちいずれかを作成し、Windows CE オペレーティング システムで実行できます。いずれの場合でも、開くプロジェクトの種類に応じて追加のオプションを指定できます。

[概要]

ウィザードのこのページでは、作成する Windows CE プロジェクトの現在のプロジェクト設定が表示されます。既定では、プロジェクトに次のオプションが設定されています。

  • プロジェクトの既定のターゲット プラットフォームは、プラットフォームの一覧の最初のプラットフォームである。既定のインストールでの既定のプラットフォームは Pocket PC 2003 ですが、Windows CE 5.0 SDK をインストールおよびアンインストールすると、新しいアプリケーションの既定のターゲットを変更できます。

  • プロジェクトが Windows アプリケーションである。Windows アプリケーションは、WinMain 関数が記述された .cpp ファイルを含むプロジェクトとして定義されます。

  • プロジェクトが空ではない。

  • プロジェクトにエクスポート シンボルが含まれない。

  • プロジェクトではプリコンパイル済みヘッダーを使用しない。

  • プロジェクトでは MFC または ATL がサポートされていない。

既定のプラットフォームを変更するには、ウィザードの左の列にあるプラットフォームをクリックし、必要な変更を行います。

他の既定値を変更するには、ウィザードの左の列でアプリケーションの設定をクリックし、必要な変更を行います。

新しいプロジェクトを作成した後で、_CE_ALLOW_SINGLE_THREADED_OBJECTS_IN_MTA の定義に関する警告がコンパイラで発生する場合は、メイン ヘッダー ファイル内でこのフラグを定義する必要があります。

#define _CE_ALLOW_SINGLE_THREADED_OBJECTS_IN_MTA

これは特に、Windows Mobile 内の Web サービスを使用して Windows Mobile プラットフォーム上で COM オブジェクトを作成したり、ATL COM オブジェクトを作成したりするシナリオに当てはまります。

参照

その他の技術情報

Visual C++ デバイス プロジェクトの作成と移植