方法 : SQL Server のプロジェクトの種類を使用して開発する
更新 : 2007 年 11 月
このトピックの内容は、次の製品に該当します。
Edition |
Visual Basic |
C# |
C++ |
Web Developer |
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Express |
.gif "トピック該当なし") |
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Standard |
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Pro/Team |
.gif "トピック該当") |
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表の凡例 :
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対象 |
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該当なし |
.gif "トピックは該当しますが、コマンドは既定では非表示です") |
既定で非表示のコマンド |
ここでは、Visual Studio SQL Server プロジェクトの種類を使用して、ストアド プロシージャや関数などの SQL データベース オブジェクトを作成する方法について説明します。新しいプロジェクトでは、多くの場合、最初にストアド プロシージャを作成します。ストアド プロシージャは、データベースを使用してアプリケーションから直接呼び出されるコンポーネントであるためです。
次に、作成したオブジェクトにテスト スクリプトを実行して、テストとデバッグを行う方法について説明します。このシナリオでは、オブジェクトを既に作成していて、簡単なテストを実行しています。ここでは、既存のオブジェクトに対して、より複雑なテストを実行します。テストを追加すると、バグが検出されることがあります。その場合、最初の手順に戻ってオブジェクトを再コンパイルします。
.gif "メモ") メモ : |
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
Visual Studio 2005 を使用して SQL オブジェクトを作成してデバッグするには
Visual Studio を起動して、新しい SQL Server プロジェクトを作成します。
サーバー エクスプローラの [データ接続] ノードを展開します。オブジェクトを追加するデータベースが表示されないときは、接続を確立します。詳細については、「方法 : データベースに接続する」を参照してください。
接続に対して SQL のデバッグが有効になっていることを確認します。詳細については、「方法 : 接続の CLR デバッグを有効にする」を参照してください。
T-SQL オブジェクトを作成する場合は、次の手順を実行します。
データベース ノードを展開し、作成するオブジェクトに対応するノードの種類を右クリックします。次に、ショートカット メニューの [新しい <オブジェクトの種類>] をクリックします。
新しいオブジェクトのテンプレートがテキスト エディタ ペインに表示されます。
テンプレートに、オブジェクトを作成するコードを入力します。
[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックし、オブジェクトの名前を入力します。
データベースに対して、サーバーでスクリプトを実行します。オブジェクトが作成されると、サーバー エクスプローラでは、オブジェクトの種類と関連付けられたノードの下に、オブジェクト名が表示されます。
または
SQL CLR オブジェクトを作成する場合は、次の手順を実行します。
[ファイル] メニューの [プロジェクト] をクリックし、[新しい項目の追加] をクリックします。[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。テキスト ボックスに名前を入力し、[追加] をクリックします。
テンプレートに、オブジェクトのコードを入力します。
ソリューション エクスプローラで、TestScripts ディレクトリの下にある Test.sql ファイルをダブルクリックすると、テキスト エディタ ペインに表示されます。ここに、オブジェクトをテストするコードを入力します。このコードは、T-SQL で記述します。詳細については、「SQL CLR データベースのデバッグ」を参照してください。テスト スクリプトは、別のファイル名で作成して保存することもできます。この場合、ファイル名を右クリックして実行するファイルを選択し、[既定のデバッグ スクリプトの設定] をクリックします。
オブジェクトにブレークポイントを設定します。この場合、サーバー エクスプローラでオブジェクト名をダブルクリックし、テキスト エディタで、ブレークポイントを設定するコード行の左のマージンをクリックします。
コンパイルするには、コードの配置とテストを行い、F5 キーを押します。
オブジェクトが正常に SQL Server データベースに配置されたかどうかを示すメッセージが、[出力] ウィンドウに表示されます。Test.sql ファイル、または既定のデバッグ スクリプトとして作成されたファイルのスクリプトが実行され、設定したブレークポイントに達すると、オブジェクトをデバッグできます。
いろいろなデバッグ機能を試してください。
[デバッグ] メニューの [ウィンドウ] をクリックし、[ローカル] をクリックすると、[ローカル] ウィンドウが開きます。
パラメータとローカル変数およびそれらの値が、[ローカル] ウィンドウに表示されます。ストアド プロシージャの実行時に、変数の値を [ローカル]ウィンドウで編集できます。詳細については、「方法 : デバッガ変数ウィンドウを使用する」を参照してください。
メモ :サーバーは、デバッガ ウィンドウの変数値に対する変更を反映しない場合があります。詳細については、「SQL デバッグの制約」を参照してください。
F10 キーを押して、ストアド プロシージャの 1 行をステップ実行します。
オブジェクトで変数値が変わると、変更された値は、[ローカル] ウィンドウで赤色に表示されます。
[デバッグ] メニューの [ウィンドウ] をクリックし、[ウォッチ] をクリックすると、[ウォッチ] ウィンドウが開きます。詳細については、「方法 : デバッガ変数ウィンドウを使用する」を参照してください。
テキスト エディタで、変数をダブルクリックして選択します。[ウォッチ] ウィンドウの任意の場所にドラッグします。ウォッチする変数のリストに追加されます。
メモ :[ウォッチ] ウィンドウでも変数の値を編集できます。
テキスト エディタで、コマンドを右クリックし、ショートカット メニューの [ブレークポイントの挿入] をクリックします。
[デバッグ] メニューの [続行] をクリックします。
デバッガは、設定したブレークポイントで停止します。
もう一度 [続行] をクリックして、ストアド プロシージャのデバッグを終了します。
[出力] ウィンドウ内の結果を表示して、[出力元の表示: データベース出力] を選択します。
Visual Studio 2005 の SQL Server プロジェクトにおけるテスト スクリプトの実行
Visual Studio を開きます。
データベースへの接続を確立します (確立していない場合)。
接続に対して SQL のデバッグが有効になっていることを確認します。詳細については、「方法 : 接続の CLR デバッグを有効にする」を参照してください。
サーバー エクスプローラでオブジェクト名をダブルクリックし、テキスト エディタで、ブレークポイントを設定するコード行の左のマージンをクリックします。
ソリューション エクスプローラで、[TestScripts] フォルダの下にあるテスト スクリプトのファイル名をダブルクリックすると、テキスト エディタ ウィンドウに表示されます。必要に応じて追加のテストを実行し、ファイルを保存します。
ソリューション エクスプローラで、[TestScripts] フォルダの下にあるスクリプトのファイル名を右クリックして、[デバッグ スクリプト] をクリックします。
オブジェクトのコードが表示されます。このとき、左の灰色のマージンに黄色の矢印が表示されます。この矢印は、実行されるステートメントを示します。これで、使い慣れたデバッガ機能の多くを使用できるようになります。詳細については、「デバッガのロードマップ」を参照してください。
参照
その他の技術情報
マネージ コードでの SQL Server 2005 オブジェクトの作成