方法 : 新規スニペットをインポートおよび参照で作成する

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

Visual Basic コードスニペットの作成では、コードの実行に必要な参照と Imports ステートメントを指定できます。コードスニペットが挿入されると、Visual Studio 2005 によって、指定された参照と Imports ステートメントがプロジェクトに挿入されます。

メモ :
Imports 要素および References 要素は、Visual Basic コードスニペットだけで使用できます。

インポートおよび参照の追加

これらの手順では、「方法 : 基本的なコードスニペットの作成」で説明される手順に従っていることが前提です。

参照を指定するには

コードスニペットの Snippet 要素を見つけます。
Snippet 要素の子として References 要素を追加します。References 要素は、コードスニペットに必要な参照をグループ化するために使用されます。
References 要素の子として Reference 要素を追加します。Reference 要素は、個別の参照を指定します。
Reference 要素の子として Assembly 要素を追加します。この要素のテキスト値は、プロジェクト参照として追加するアセンブリの名前にします。詳細については、「Assembly 要素 (IntelliSense コードスニペット)」を参照してください。
オプションで、Reference 要素の子として Url 要素を追加できます。Url 要素のテキスト値は、参照アセンブリに関する詳細情報を提供する URL を指定します。

Imports ステートメントを指定するには

コードスニペットの Snippet 要素を見つけます。
Snippet 要素の子として Imports 要素を追加します。Imports 要素は、コードスニペットに必要な Imports ステートメントをグループ化するために使用されます。
Imports 要素の子として Import 要素を追加します。Import 要素は、インポートする個別の名前空間を指定します。
Import 要素の子として Namespace 要素を追加します。この要素のテキスト値は、インポートする名前空間の名前にします。

使用例

Imports 要素と References 要素の両方を使用するコードスニペットを次のコード例に示します。このコードスニペットが挿入されると、Visual Studio 2005 は、ファイルの先頭に、System.Data.dll への参照と次のコード行を追加します。

Imports System.Data

<CodeSnippets xmlns="https://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2005/CodeSnippet">
    <CodeSnippet>
        <Header>

            <!-- Add Header information here -->

        </Header>
        <Snippet>
            <References>
                <Reference>
                    <Assembly>System.Data.dll</Assembly>
                </Reference>
            </References>
            <Imports>
                <Import>
                    <Namespace>System.Data</Namespace>
                </Import>
            </Imports>

            <!-- Add rest of code snippet here -->

        </Snippet>
    </CodeSnippet>
</CodeSnippets>