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方法 : 非プロジェクトまたは非ソリューションのファイルおよびフォルダをバージョン管理に追加する

更新 : 2007 年 11 月

コマンド ラインまたはソース管理エクスプローラから、バージョン管理サーバーに項目を追加します。バージョン管理に追加する項目を指定すると、保留中の変更が作成されます。チェックインを実行すると、変更内容がワークスペースからバージョン管理サーバーにコミットされます。詳細については、「Add コマンド」または「ソース管理エクスプローラの使用」を参照してください。

ソリューションおよびプロジェクトをサーバーに追加する方法については、「方法 : プロジェクトまたはソリューションをバージョン管理に追加する」を参照してください。

必要なアクセス許可

これらの手順を実行するには、[チェックアウト] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

非プロジェクトまたは非ソリューションのファイルおよびフォルダをバージョン管理に追加するには、次の手順を実行します。

  • バージョン管理へのファイルまたはフォルダの追加

  • Visual Studio 2008 コマンド プロンプトを使用した項目の追加

  • Team Foundation Server 2008 Service Pack 1 エディションを使用したファイルまたはフォルダの追加

バージョン管理へのファイルまたはフォルダの追加

Team Foundation Server 2008 を使用してバージョン管理にファイルおよびフォルダを追加するには、次の手順に従います。

ソース管理エクスプローラを使用してサーバーにファイルを追加するには

  1. [表示] メニューの [その他のウィンドウ] をポイントし、[ソース管理エクスプローラ] をクリックします。

  2. ソース管理エクスプローラで、ファイルを追加するソリューションを探します。

    ms181392.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このソリューションは、ローカル ワークスペースのマップされたフォルダに既に存在している必要があります。また、追加するファイルまたはフォルダも、マップされたローカル フォルダに既に存在している必要があります。

  3. [ファイル] メニューの [ソース管理] をクリックし、[ソース管理に追加] をクリックします。

    [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

    ms181392.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [ソース管理に追加] を選択できない場合は、現在のプロジェクトのワークスペースを作成していない可能性があります。詳細については、「方法 : マップされたワークスペースを作成する」を参照してください。

  4. [除外] ボックスに、追加しないファイル拡張子を入力します。コンマとワイルドカードを使用して、複数のファイル拡張子を入力できます。たとえば、「*.pdb, *.obj, *.res」と入力します。

  5. [ファイルの追加] をクリックします。

  6. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスで、バージョン管理に追加するファイルを選択し、[OK] をクリックします。

  7. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

ソース管理エクスプローラを使用してサーバーにフォルダを追加するには

  1. [表示] メニューの [その他のウィンドウ] をポイントし、[ソース管理エクスプローラ] をクリックします。

  2. ソース管理エクスプローラで、項目の追加先であるソリューションを探します。

  3. [ファイル] メニューの [ソース管理] をクリックし、[ソース管理に追加] をクリックします。

    [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

    ms181392.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [ソース管理に追加] を選択できない場合は、現在のプロジェクトのワークスペースを作成していない可能性があります。詳細については、「方法 : マップされたワークスペースを作成する」を参照してください。

  4. [除外] ボックスに、追加しないファイル拡張子を入力します。コンマとワイルドカードを使用して、複数のファイル拡張子を入力できます。たとえば、「*.pdb, *.obj, *.res」と入力します。

  5. [フォルダの追加] をクリックします。

  6. [フォルダの参照] ダイアログ ボックスで、バージョン管理に追加するフォルダを選択し、[OK] をクリックします。

  7. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

Visual Studio 2008 コマンド プロンプトを使用した項目の追加

Team Foundation Server 2008 コマンド プロンプトを使用して項目を追加するには、次の手順に従います。

コマンド プロンプトを使用して保留中の変更の一覧に項目を追加するには

  1. [スタート] メニューの、[すべてのプログラム] をポイントします。次に [Microsoft Visual Studio 2008] をクリックし、[Visual Studio Tools] をクリックして、[Visual Studio 2008 コマンド プロンプト] をクリックします。

  2. 現在のディレクトリを、追加するファイルまたはフォルダが含まれた、ローカル ワークスペースのマップされたフォルダに変更します。

  3. tf add」と入力し、それに続けて追加する項目の項目指定を入力します。

    たとえば、「tf addmyfile.cs」と入力します。

    詳細については、「Add コマンド」を参照してください。

Team Foundation Server 2008 Service Pack 1 エディションを使用したファイルまたはフォルダの追加

Team Foundation Server 2008 Service Pack 1 エディションとチーム エクスプローラを使用してバージョン管理に項目を追加するには、次の手順に従います。

ms181392.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif重要 :

この機能は、Team Foundation Server 2008 Service Pack 1 エディションでのみ使用できます。

ソース管理エクスプローラを使用してバージョン管理サーバーにファイルまたはフォルダを追加するには

  1. [表示] メニューの [その他のウィンドウ] をポイントし、[ソース管理エクスプローラ] をクリックします。

  2. ソース管理エクスプローラで、ファイルまたはフォルダを追加するフォルダを選択します。

    このソリューションは、ローカル ワークスペースのマップされたフォルダに存在している必要はありません。どのローカル フォルダに存在するファイルまたはフォルダでも追加できます。

  3. [ファイル] メニューの [ソース管理] をクリックし、[項目をフォルダに追加] をクリックします。または、ソース管理エクスプローラで、フォルダを右クリックし、[項目をフォルダに追加] をクリックします。

  4. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスの [検索場所] ボックス、または [参照] ボタンを使用して、追加するファイルを探します。

  5. 省略できます。[ソース管理から自動的に除外] ボックスに、追加しないファイル拡張子を入力します。コンマとワイルドカードを使用して、複数のファイル拡張子を入力できます。たとえば、「*.pdb, *.obj, *.res」と入力します。

  6. 選択したバージョン管理されているフォルダがまだローカル フォルダにマップされていない場合は、[マップ] ボタンがアクティブになります。[マップ] をクリックし、ローカル作業フォルダを探して、バージョン管理されているフォルダのファイルをそのローカル フォルダにマップします。

    フォルダが既にマップされている場合は、必要に応じて [詳細設定] をクリックし、[追加先のローカル フォルダ] を確認します。

    マップの詳細については、「バージョン管理ワークスペースとマッピング」および「方法 : マップされたワークスペースを作成する」を参照してください。

  7. [ソース管理に追加する項目を選択してください] ペインで、追加するファイルまたはフォルダを選択します。

  8. [次へ] をクリックします。

  9. [除外された項目] タブに表示される項目を追加するには、1 つ以上の項目を選択して [項目の追加] をクリックします。

    ms181392.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    項目が既にバージョン管理フォルダに含まれている場合、その項目は [追加する項目] タブには追加できません。

  10. [追加する項目] タブに表示された項目を除外するには、1 つ以上の項目を選択して [項目の除外] をクリックします。

  11. [完了] をクリックして、[追加する項目] タブのファイルまたはフォルダをバージョン管理に追加します。

    選択したファイルとフォルダがソース管理エクスプローラに表示されます。項目を追加したら、それらの項目を保留中の変更としてチェックインする必要があります。詳細については、「方法 : 保留中の変更をチェックインする」を参照してください。

ドラッグ アンド ドロップ操作を使用してソース管理エクスプローラにファイルまたはフォルダを追加するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] をクリックして、バージョン管理に追加するファイルまたはフォルダを探します。

    ms181392.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif重要 :

    この機能は、Team Foundation Server 2008 Service Pack 1 エディションでのみ使用できます。

  2. ドラッグ アンド ドロップ操作を使用して、ファイルまたはフォルダをソース管理エクスプローラの右側にあるペインに移動します。

    • 単一のファイルを追加した場合、そのファイルはフォルダに追加されます。

    • 1 つ以上のファイルまたはフォルダを追加した場合、[ソース管理に追加] ダイアログ ボックスが表示され、選択した項目が [追加する項目] タブまたは [除外された項目] タブに一覧表示されます。

      [完了] をクリックして項目をバージョン管理に追加します。

  3. 選択したファイルとフォルダがソース管理エクスプローラに表示されます。項目を追加したら、それらの項目を保留中の変更としてチェックインする必要があります。詳細については、「方法 : 保留中の変更をチェックインする」を参照してください。

参照

処理手順

方法: プロジェクトとソリューションをバインドしたりバインドを解除したりする

参照

Checkin コマンド

その他の技術情報

バージョン管理のファイルおよびフォルダの操作