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レポート Web サービス URL へのバインド

オブジェクト モデル

このレポートをバインドするシナリオでは、CrystalReportViewer を使用しています(「CrystalReportViewer オブジェクト モデルによるレポートのバインド」を参照)。

レポートの場所

レポートは、レポート Web サービスとして配置され、Web サーバー(通常はリモート)でホストされます。

説明

別のサーバーに保存され、レポート Web サービスとして提供されるこのレポートは、その URL によって CrystalReportViewer コントロールにバインドされます。

長所

  • 広い配布範囲:レポートは、インターネット上のどこにでも置くことができます。
  • 容易な配布方法:レポート Web サービスはポート 80 に設定されるため、ファイアウォール経由でもアクセスできます。

短所

  • 制限されたオブジェクト モデル:このシナリオは、CrystalReportViewerに含まれる、制限されたオブジェクト モデルだけを提供します。詳細については、「適切なオブジェクト モデルの選択」を参照してください。

実装

Note

この手順は、「プロジェクトの設定」で作成されたプロジェクトにのみ有効です。「プロジェクトの設定」では、この手順で必要な特定の名前空間の参照とコード設定が説明されており、この設定は、この手順を完了するために必須です。したがって、この手順を始める前にまず、「プロジェクトの設定」の手順を実行しておく必要があります。

  • 「プロジェクトの設定」で作成した ConfigureCrystalReports() メソッドで、レポート Web サービス URL 文字列を CrystalReportViewer クラスの ReportSource プロパティに割り当てます。

    これにより、レポートが直接コントロールにバインドされます。プログラムによるレポートとのすべての対話は、制限された CrystalReportViewer オブジェクト モデル内で行う必要があります。

    myCrystalReportViewer.ReportSource = _
    "https://localhost/TestProject/World_Sales_ReportService.asmx"
    
    crystalReportViewer.ReportSource =
    "https://localhost/TestProject/World_Sales_ReportService.asmx";
    
    Note

    このシナリオを使用するには、Visual Studio でレポート Web サービス プロジェクトを作成します。詳細については、「Web サービスとしてのレポートの公開および利用」を参照してください。