[式] ダイアログ ボックス (Visual Studio レポート デザイナ)
[式] ダイアログ ボックスを使用して、式を作成します。[式] ダイアログ ボックスには、コード ウィンドウ、カテゴリ ツリー、カテゴリ アイテム、および説明ペインがあります。次のアイテムに対して [式] ダイアログ ボックスを開くことができます。
レポートのテキスト ボックス
プロパティ ウィンドウのプロパティ
[式] ダイアログ ボックスを開くには、テキスト ボックスを右クリックするか、またはプロパティの値の一覧で [<式>] を選択します。式を使用して、色、フォント、罫線などの多くのプロパティを設定できます。
[式] ダイアログ ボックスでは、操作する式のカテゴリに応じて、カテゴリ アイテムや説明が変わります。構文エラーを簡単に検出できるように、IntelliSense、ステートメント入力のオート コンプリート、構文の色分けがサポートされています。より大きな作業ウィンドウが必要な場合は、[式] ダイアログ ボックスの移動やサイズ変更を行うことができます。
式の構成
作成する式には、定数、グローバル値、フィールド、その他の要素を含めることができます。次の一覧では、式のカテゴリと部分について説明します。
[定数]
定数値が含まれる式を定義するには、[定数] ノードを選択します。定数は、色、フォント、および列挙子を指定するために使用します。すべてのレポート アイテムで、定数に設定できる式がサポートされているわけではありません。プロパティを定数値に設定できない場合は、説明にこの情報が表示されます。
- [グローバル]
式で使用できるグローバル コレクションのアイテムの一覧を提供します。
- [パラメータ]
レポート パラメータの一覧を提供します。
- [フィールド]
式に使用できるフィールドの一覧を表示します。一覧はプロパティによって異なります。[式] ボックスにフィールドをコピーするには、フィールドをダブルクリックします。または、[式] ボックスにフィールドをドラッグできます。
- [データセット]
使用可能なデータセットの一覧を提供し、そのデータセットのメンバであるフィールドを表示します。
- [演算子]
計算または文字列操作に含めることができる演算子を表示します。
- [共通の関数]
共通の関数を種類別 (たとえば、テキストや日時など) にグループ化して表示します。
オプション
- コード ウィンドウ
上部ペインにあるコード ウィンドウを使用して式を入力します。[式] ダイアログ ボックスを開くと、コード ウィンドウには現在の式が表示されます。式の置換や変更を行ったり、グローバル コレクションから関数、演算子、定数、フィールド、パラメータ、およびアイテムを貼り付けたりできます。コード ウィンドウには変更が反映されます。
- カテゴリ ツリー
式のカテゴリを表示します。カテゴリを選択すると、式を作成するためのコンテキストが設定されます。たとえば、集計関数を選択すると、式に組み込むことができる AVG、Count、および他の集計関数が表示されます。
- 説明、サンプル、またはメンバの一覧
選択したカテゴリ アイテムによっては、3 番目のペインに説明、サンプル式、またはメンバの一覧が表示されます。
参照
概念
レポートへのカスタム コードの追加 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポート内の式のグローバル コレクション (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートの一般的な式 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートの組み込み関数 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートでの式の使用 (Visual Studio レポート デザイナ)
ReportViewer コントロール (Visual Studio)
ReportViewer Web サーバーおよび Windows フォーム コントロール