[レポート パラメータ] ダイアログ ボックス (Visual Studio レポート デザイナ)
[レポート パラメータ] ダイアログ ボックスは、ローカル モードで処理されるレポートのパラメータを定義するために使用します。条件付き書式をサポートしたり、式またはコードで使用したりするためのパラメータを定義できます。[レポート パラメータ] ダイアログ ボックスを使用して、レポート パラメータをクエリ パラメータにマップしたり、データ ソース フィルタでレポート パラメータを使用したりすることはできません。ローカル処理モードでは、すべてのデータ処理はレポート処理とは無関係に扱われます。レポート パラメータをクエリやデータ ソース フィルタに渡すには、アプリケーション コードでこれを行う必要があります。この方法の例については、「サンプル : ReportViewer での RSS フィードの使用」を参照してください。
[レポート パラメータ] ダイアログ ボックスで指定するパラメータ プロパティは、レポート定義の一部になります。一部のパラメータ プロパティは、プログラムでの使用のみを目的としています。リモートのレポート サーバーで処理されるレポートとは異なり、ローカルで処理されるレポートには、パラメータ値を選択したり入力したりするためのパラメータ入力領域がありません。パラメータ プロパティをプログラムで使用する方法については、「ReportParameterInfo」および「ReportParameterInfo」を参照してください。
オプション
- [パラメータ]
現在のレポート定義に含まれているレポート パラメータ プロパティを表示したり変更したりするには、この一覧を使用します。一覧内でパラメータを移動するには、パラメータをクリックしてから上矢印または下矢印をクリックします。
- [追加]
新しいレポート パラメータを作成します。
- [削除]
パラメータをクリックした後、このオプションを選択してパラメータを削除します。
- [名前]
パラメータの名前を入力します。名前に特殊文字を使用しないでください。共通言語仕様 (CLS) に準拠した名前を付ける必要があります。
- [表示名]
パラメータの表示名の値を設定するテキスト文字列を入力します。この設定は、クライアント レポート定義に影響を与えません。
- [データ型]
パラメータのデータ型を選択します。
- [非表示]
PromptUser プロパティを設定するには、このオプションを指定します。この設定は、クライアント レポート定義に影響を与えません。
- [内部]
Visible プロパティを設定するには、このオプションを指定します。
- [複数値]
Multivalue プロパティを設定するには、このオプションを指定します。
- [NULL 値を許可]
パラメータの値に NULL 値を許可する場合に指定します。
- [空白の値を許可]
パラメータの値に空の文字列を許可する場合に指定します。
- [使用できる値]
レポート パラメータ値の静的な一覧を指定します。値を入力するか、または使用する値を指定する式を作成できます。使用できる値は名前と値のペアで指定します。
- [既定値]
使用する既定値を指定します。複数値を持つパラメータを構成する場合は、複数の既定値を指定できます。それ以外の場合は、最初の値のみが使用されます。
- [Null]
パラメータに既定値を指定しない場合は、Null を選択します。
参照
概念
レポートでのレポート パラメータの定義 (Visual Studio レポート デザイナ)
ReportViewer コントロール (Visual Studio)
ReportViewer Web サーバーおよび Windows フォーム コントロール