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[レポートのプロパティ] - [参照] タブ (Visual Studio レポート デザイナ)

[レポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [参照] タブは、レポート内の式で使用するカスタム アセンブリを参照するために使用します。Microsoft.VisualBasic、System.Convert、および System.Math アセンブリの参照は、コンパイル時に自動的に追加されます。

アセンブリと関数を追加すると、レポートに追加するコードや式に使用できます。

既定では、レポート内でカスタム アセンブリを実行できません。カスタム アセンブリをレポート内で使用するには、AddTrustedCodeModuleInCurrentAppDomain または ExecuteReportInSandboxAppDomain を呼び出してカスタム アセンブリを実行できるようにします。ExecuteReportInSandboxAppDomain を使用する場合、カスタム アセンブリはファイル システムおよびネットワークにアクセスできないことに注意してください。

[!メモ]

レポート定義ファイル内のカスタム アセンブリの参照、使用、および配置についての説明は SQL Server オンライン ブックに記載されています。このドキュメントには、Visual Studio 2008 のほとんどのエディションおよびオンラインの MSDN ライブラリからアクセスできます。詳細については、https://www.microsoft.com/japan/msdn/ にアクセスし、「Using Custom Assemblies with Reports (レポートでカスタム アセンブリを使用する)」を検索してください。

オプション

  • [参照]
    レポートで参照されるアセンブリを一覧表示します。アプリケーションを実行しているコンピュータ上でそのアセンブリを使用できる必要があります。
  • [アセンブリ名]
    アセンブリからアセンブリ名を取得する場合は、参照の追加ボタン ([...]) をクリックします。アセンブリ参照を削除する場合は、削除ボタンをクリックします。
  • [クラス]
    レポートで使用されるインスタンス クラスを一覧表示します。クラスの一覧は、インスタンス ベースのメンバだけに使用され、静的メンバには使用されません。
  • [クラス名]
    クラスの名前を入力します。
  • [インスタンス名]
    クラスのインスタンスの名前を入力します。

参照

リファレンス

[レポートのプロパティ] ダイアログ ボックス - [全般] タブ (Visual Studio レポート デザイナ)

概念

レポートの組み込み関数 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートへのカスタム コードの追加 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートでの式の使用 (Visual Studio レポート デザイナ)
ReportViewer コントロール (Visual Studio)
ReportViewer Web サーバーおよび Windows フォーム コントロール

その他のリソース

レポート デザイナのユーザー インターフェイス リファレンス (Visual Studio)