グラフ要素のスタイルを指定する方法 (Visual Studio レポート デザイナ)
グラフのスタイルは、グラフ要素の線のスタイルや塗りつぶしの色を変更して、見やすくすることができます。また、式を使用して、グラフのスタイルを制御することもできます。グラフのプロット エリア、グラフ領域、X 軸、Y 軸、凡例の外観も変更できます。また、グラフに 3 次元効果を適用することもできます。プロット エリアの塗りつぶしのグラデーションは、3 次元効果が適用されている場合は表示されません。グラフの凡例で 10 pt より大きいフォント サイズを使用すると、一部の凡例ラベルが切り捨てられることがあります。切り捨ては、大きなフォント サイズを使用した場合のみ発生します。
グラフ要素にスタイルを設定するには
グラフィック デザイン モードでクライアント側のレポート定義 (.rdlc) ファイルを開きます。
グラフを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[データ] タブの [値] で編集する値を選択し、[編集] をクリックします。グラフに値系列が 1 つしかない場合、[値] を選択します。
[罫線と線] タブで、線のスタイル、幅、および色を選択します。式を使用する場合は、目的のオプションの隣にある [式] (fx) ボタンをクリックします。
[塗りつぶし] タブで、色、グラデーション、およびグラデーションの最後の色を選択します。式を使用する場合は、目的のオプションの隣にある [式] (fx) ボタンをクリックします。
静的な値を指定すると、その値系列のすべてのグラフ要素が同じスタイルで表示されます。たとえば、塗りつぶしの色を赤色にすると、すべての横棒が赤色になり、グラフ パレットから自動的に割り当てられた色は上書きされます。フィールドや他の値に基づいて異なるスタイルを指定するには、式を使用します。塗りつぶしの色に式を使用する場合、グラフ要素は [レイアウト] ビューでは白色ですが、レポートの実行時には正しく表示されます。
塗りつぶしの色に [透明] を使用すると、グラフ要素はグラフ パレットから自動的に割り当てられた色を使用して表示されます。