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witfields

更新 : 2007 年 11 月

Team Foundation Server の作業項目の種類フィールドを管理するには、witfields コマンドを使用します。

ms400725.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

チーム プロジェクト管理者は、Team Foundation Server のフィールドの一部を管理できない場合があります。

witfields コマンド ライン ユーティリティは、チーム エクスプローラ クライアント コンピュータの DriveLetter:\Program Files\Visual Studio 9.0\Common7\IDE にあります。

必要なアクセス許可

witfields コマンドを実行するには、Team Foundation 管理者セキュリティ グループまたはプロジェクト管理者セキュリティ グループのメンバである必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」および「Team Foundation Server の既定のグループ、アクセス許可、およびロール」を参照してください。

ms400725.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

管理資格情報を使ってログオンした場合であっても、Windows Server 2008 を実行中のサーバーに対してこの機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。昇格した特権のコマンド プロンプトを開くには、[スタート] をクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。

witfields view /s:tfs [refname | /unused]

witfields rename /s:tfs refname newname

witfields report /s:tfs refname type [:formula]

witfields delete /s:tfs refname

witfields rebuildcache /s:tfs

witfields help

パラメータ

パラメータ

説明

/s:tfs

フィールドを表示または編集する Team Foundation Server のコンピュータ名、または Team Foundation Server の完全な URL。

refname

コマンドの実行対象フィールドの参照名。

/unused

Team Foundation Server の作業項目の種類で使用されていないフィールドをすべて表示します。

newname

フィールドの新しい表示名。

type

レポート可能性の種類。次の値を指定できます。

  • dimension - Integer、String、または DateTime の各フィールドに使用されます。

  • detail - Integer、String、Double、または DateTime の各フィールドに使用されます。

  • measure - Integer および Double の各フィールドに使用されます。既定の集計の種類は sum です。formula パラメータを使用すると、別の集計の種類を指定できます。

  • disable - フィールドのレポート可能性を無効にするために使用されます。

formula

レポート可能性の種類が measure (sumcountdistinctcountavgmin、および max) である場合に使用される集計の式です。既定の集計の種類は sum です。

help

witfields のコンテキスト ヘルプを表示します。

/?

witfields のコンテキスト ヘルプを表示します。

次のコマンドは、Team Foundation Server AdventureWorksServer 上のすべてのフィールドに関するフィールド情報を表示します。

>witfields view /s:AdventureWorksServer

次のコマンドは、指定したフィールド AdventureWorks.Field のフィールド情報を表示します。

>witfields view /s:AdventureWorksServer AdventureWorks.Field

次のコマンドは、Adventure Works Team Foundation Server で使用されていないすべてのフィールドを表示します。

>witfields view /s:AdventureWorksServer /unused

次のコマンドは、参照されているフィールド AdventureWorks.Field の表示名を NewFieldName に変更します。

>witfields rename /s:AdventureWorksServer AdventureWorks.Field NewFieldName

次のコマンドは、DateTime フィールドである AdventureWorks.CreatedOn のレポート可能性の種類を dimension に指定します。このフィールドのデータは、レポートのフィルタ処理に使用できるように、ウェアハウスおよびキューブに格納されます。

>witfields report /s:AdventureWorksServer AdventureWorks.CreatedOn dimension

次のコマンドは、Double フィールドである AdventureWorks.Field のレポート可能性の種類を measure に指定します。すべての measure は sum によって集約されます。

>witfields report /s:AdventureWorksServer AdventureWorks.Field measure

次のコマンドは、Team Foundation Server AdventureWorksServer からフィールド AdventureWorks.Field を削除します。

>witfields delete /s:AdventureWorksServer AdventureWorks.Field

次のコマンドは、Team Foundation Server AdventureWorksServer 上のすべてのクライアントのメタデータ キャッシュを無効にします。クライアント キャッシュは、次にサーバーに接続したときに更新されます。

>witfields rebuildcache /s:AdventureWorksServer

次のコマンドは、witfields コマンド ライン ユーティリティのコンテキスト ヘルプを表示します。

>witfields help
>witfields /?
>witfields view /?

参照

参照

glexport

witimport

witexport

その他の技術情報

作業項目の種類フィールドの定義