アニメーション コントロールの使い方
更新 : 2007 年 11 月
通常、アニメーション コントロールの使い方には次のパターンがあります。
コントロールを作成します。コントロールをダイアログ ボックス テンプレートで指定すると、ダイアログ ボックスの作成時に自動的に作成されます。この場合、アニメーション コントロールに対応するダイアログ クラスに CAnimateCtrl メンバを定義する必要があります。また、Create メンバ関数を使用して、コントロールを任意のウィンドウの子ウィンドウとして作成することもできます。
Open メンバ関数を呼び出して、AVI クリップをアニメーション コントロールに読み込みます。アニメーション コントロールがダイアログ ボックス内にある場合、ダイアログ クラスの OnInitDialog関数の中で Play メンバ関数を呼び出すことを推奨します。
Play メンバ関数を呼び出してクリップを再生します。アニメーション コントロールがダイアログ ボックス内にある場合、ダイアログ クラスの OnInitDialog 関数の中で Play メンバ関数を呼び出すことを推奨します。アニメーション コントロールに ACS_AUTOPLAY スタイルが設定されている場合、Play メンバ関数を呼び出す必要はありません。
クリップの一部を表示したり、クリップをフレーム単位で再生したりするには、Seek メンバ関数を使用します。再生中のクリップを停止するには、Stop メンバ関数を使用します。
コントロールをすぐに破棄しない場合は、Close メンバ関数を呼び出してクリップをメモリから削除します。
アニメーション コントロールがダイアログ ボックス内にある場合、コントロールと CAnimateCtrl オブジェクトは自動的に破棄されます。それ以外の場合は、コントロールと CAnimateCtrl オブジェクトの両方が破棄されたことを確認する必要があります。コントロールを破棄すると、AVI クリップが自動的にクローズされます。