TRACE0
更新 : 2007 年 11 月
TRACE マクロは互換性のために残されており、ATLTRACE2 を使用します。
TRACE0 は TRACE に似ています。デバッグ出力に使用できるトレース マクロのグループのバリアントの 1 つです。
TRACE0(
exp
)
パラメータ
- exp
ランタイム関数 printf で使用されるのと同様の書式文字列。
解説
グループには、以下のものが含まれます。
**TRACE0 **書式指定文字列だけを受け取り、afxDump へダンプされるシンプル テキスト メッセージとして使用されます。
**TRACE1 **書式指定文字列とさらに 1 つの引数を受け取ります。この引数は、afxDump へダンプされる変数です。
**TRACE2 **書式指定文字列とさらに 2 つの引数を受け取ります。この引数は、afxDump へダンプされる変数です。
**TRACE3 **書式指定文字列とさらに 3 つの引数を受け取ります。この引数は、afxDump へダンプされる変数です。
アプリケーションをリリース環境でコンパイルした場合は、TRACE0 は何も実行しません。アプリケーションをデバッグ環境でコンパイルしたときは、TRACE と同様に、データを afxDump にダンプするだけです。
メモ : |
---|
この機能は、MFC ライブラリのデバッグ環境だけで使用できます。 |
使用例
// Example for TRACE0
TRACE0( "Start Dump of MyClass members:" );
// Another example for TRACE0
// This works, but it is easier to use TRACE() or TRACE1()
DWORD dwLastError = ::GetLastError();
CString str;
str.Format("The last error code for this thread is %d\n", dwLastError);
TRACE0( (LPCTSTR) str);
// These are all normal uses of TRACE0()
TRACE0("This message will be output. ");
TRACE0("This text is on the same line.\n");
TRACE0("This text is on the next line.\n");
必要条件
ヘッダー : afx.h