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PX_Font

更新 : 2007 年 11 月

フォント型のプロパティをシリアル化または初期化する場合に、コントロールの DoPropExchange メンバ関数内から呼び出します。

BOOL PX_Font(
   CPropExchange* pPX,
   LPCTSTR pszPropName,
   CFontHolder& font,
   const FONTDESC FAR* pFontDesc = NULL,
   LPFONTDISP pFontDispAmbient = NULL 
);

パラメータ

  • pPX
    CPropExchange オブジェクトへのポインタ。通常は DoPropExchange にパラメータとして渡されます。

  • pszPropName
    交換されるプロパティの名前。

  • font
    フォント プロパティを保持する CFontHolder オブジェクトへの参照。

  • pFontDesc
    pFontDispAmbient が NULL のときに、フォント プロパティの既定の状態の初期化に使う値を持つ FONTDESC 構造体へのポインタ。

  • pFontDispAmbient
    フォント プロパティの既定の状態の初期化に使うフォントの IFontDisp インターフェイスへのポインタ。

戻り値

交換できた場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

必要に応じてプロパティの値が CFontHolder の参照である font 変数に対して読み書きされます。pFontDesc と pFontDispAmbient が指定されているときは、必要に応じてそれがプロパティの既定値の初期化に使われます。何らかの理由でコントロールの初期化またはシリアル化処理が失敗したときにこの値が使われます。通常、pFontDesc に NULL を渡し、COleControl::AmbientFont が返すアンビエント値を pFontDispAmbient に渡します。COleControl::AmbientFont が返すフォント オブジェクトは、IFontDisp::Release メンバ関数を呼び出して解放する必要があることに注意してください。

必要条件

ヘッダー : afxctl.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

COleControl::DoPropExchange

COleControl::AmbientFont