COleDateTime::operator +, -
更新 : 2007 年 11 月
ColeDateTime 値を加算または減算します。
COleDateTime operator +(
COleDateTimeSpan dateSpan
) const throw( );
COleDateTime operator -(
COleDateTimeSpan dateSpan
) const throw( );
COleDateTimeSpan operator -(
const COleDateTime& date
) const throw( );
解説
COleDateTime オブジェクトは絶対時刻を表します。COleDateTimeSpan オブジェクトは相対時間を表します。最初の 2 つの演算子は、COleDateTime 値に対して COleDateTimeSpan 値を加算または減算します。3 番目の演算子は、ある COleDateTime 値から別の COleDateTime 値を減算して、COleDateTimeSpan 値を生成します。
オペランドのどちらかが null のときは、結果の COleDateTime 値の状態も null になります。
結果の COleDateTime 値が許容範囲を超えると、COleDateTime 値の状態は無効になります。
オペランドのどちらかが無効で、もう一方が null ではない場合、結果の COleDateTime 値の状態は無効になります。
COleDateTime オブジェクトが null に設定されている場合、+ 演算子および -= 演算子はアサートします。例については、COleDateTime 関係演算子 を参照してください。
有効、無効、および null の詳細については、m_status メンバ変数を参照してください。
COleDateTime 値の範囲の詳細については、「日付と時刻 : オートメーションのサポート」を参照してください。
使用例
COleDateTime t1(1999, 3, 19, 22, 15, 0); // 10:15PM March 19, 1999
COleDateTime t2(1999, 3, 20, 22, 15, 0); // 10:15PM March 20, 1999
// Subtract 2 COleDateTimes
COleDateTimeSpan ts = t2 - t1;
// one day is 24 * 60 * 60 == 86400 seconds
ASSERT(ts.GetTotalSeconds() == 86400L);
// Add a COleDateTimeSpan to a COleDateTime.
ASSERT((t1 + ts) == t2);
// Subtract a COleDateTimeSpan from a COleDateTime.
ASSERT((t2 - ts) == t1);
必要条件
ヘッダー : atlcomtime.h