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CImage::MaskBlt

更新 : 2007 年 11 月

指定されたマスクとラスタ オペレーションを使用して、元のビットマップと対象のビットマップのカラー データを組み合わせます。

BOOL MaskBlt(
   HDC hDestDC,
   int xDest,
   int yDest,
   int nDestWidth,
   int nDestHeight,
   int xSrc,
   int ySrc,
   HBITMAP hbmMask,
   int xMask,
   int yMask,
   DWORD dwROP = SRCCOPY 
) const throw( );
BOOL MaskBlt(
   HDC hDestDC,
   const RECT& rectDest,
   const POINT& pointSrc,
   HBITMAP hbmMask,
   const POINT& pointMask,
   DWORD dwROP = SRCCOPY 
) const throw( );
BOOL MaskBlt(
   HDC hDestDC,
   int xDest,
   int yDest,
   HBITMAP hbmMask,
   DWORD dwROP = SRCCOPY 
) const throw( );
BOOL MaskBlt(
   HDC hDestDC,
   const POINT& pointDest,
   HBITMAP hbmMask,
   DWORD dwROP = SRCCOPY 
) const throw( );

パラメータ

  • hDestDC
    リソースが含まれている実行可能ファイルが属すモジュールを識別するハンドル。

  • xDest
    コピー先四角形の左上隅の x 座標 (論理単位)。

  • yDest
    コピー先四角形の左上隅の y 座標 (論理単位)。

  • nDestWidth
    対象の四角形と元のビットマップの幅 (論理単位)。

  • nDestHeight
    対象の四角形と元のビットマップの高さ (論理単位)。

  • xSrc
    元のビットマップの左上隅の論理 x 座標。

  • ySrc
    元のビットマップの左上隅の論理 y 座標。

  • hbmMask
    元のビットマップのデバイス コンテキスト内のカラー ビットマップと組み合わされている、モノクロのマスク ビットマップを識別するハンドル。

  • xMask
    hbmMask で指定されるマスク ビットマップの水平方向のオフセットを示すピクセル数。

  • yMask
    hbmMask で指定されるマスク ビットマップの垂直方向のオフセットを示すピクセル数。

  • dwROP
    前景と背景の両方に使用する三項ラスタ オペレーションのコードを指定します。MaskBlt は、この引数を使用して、元になるデータと対象のデータの組み合わせを制御します。この引数の値の上位ワードの上位バイトに背景用のラスタ オペレーションコード、上位ワードの下位バイトに前景用のラスタ オペレーションコードがそれぞれ格納されています。この値の下位ワードは使用されず、常に 0 です。このメソッドで処理される前景と背景については、Windows SDK の「MaskBlt」を参照してください。標準のラスタ オペレーション コードの一覧については、Windows SDK の「BitBlt」を参照してください。

  • rectDest
    RECT 構造体への参照。コピー先の四角形を識別します。

  • pointSrc
    対象の四角形の左上隅を示す POINT 構造体。

  • pointMask
    マスク ビットマップの左上隅を示す POINT 構造体。

  • pointDest
    対象の四角形の左上隅を識別する POINT 構造体への参照 (論理単位)。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

このメソッドは Windows NT 4.0 以降だけに適用されます。

詳細については、Windows SDK の「MaskBlt」、および「以前のオペレーティング システムにおける CImage の制限」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : atlimage.h

参照

参照

CImage クラス

CImage::BitBlt

CImage::PlgBlt

MAKEROP4

その他の技術情報

CImage のメンバ