AUTOCLIK と AUTODRIV を使用したリモート オートメーションの実行
AUTOCLIK は、オートメーション サーバーの簡単なサンプル アプリケーションです。これを利用することで、リモート オートメーションについての理解を深めることができます。 AUTODRIV は、オートメーション クライアントの簡単なアプリケーションで、AUTOCLIK を呼び出します。 この 2 つのアプリケーションを使って、リモート オートメーションの動作を確認できます。
AUTOCLIK.EXE を 2 つのコンピューターにコピーし、リモート オートメーションを使って実行するには
AUTOCLIK サンプル アプリケーションを開発コンピューターにインストールします。
AUTOCLIK.EXE をビルドします。
AUTOCLIK.EXE をスタンドアロンで実行し、終了します。 AUTOCLIK.EXE がオートメーション サーバーとして登録されます。
AUTOCLIK.EXE をリモート コンピューターにコピーし、そこで実行して終了します。
ローカル コンピューターで AUTODRIV.EXE を実行し、AUTOCLIK.EXE. が起動することを確認します。 AUTODRIV.EXE の詳細については、「AUTOCLIK サンプル : オートメーション クライアントとサーバー アプリケーション」を参照してください。
リモート コンピューターで、AUTMGR32.EXE (オートメーション マネージャー) を起動します。
リモート コンピューターで、RACMGR32.EXE (リモート オートメーション接続マネージャー) を起動します。
リモート オートメーション接続マネージャーで、[OLE クラス] ボックスの [AutoClik.Document] をクリックします。
[クライアントアクセス] タブからシステム セキュリティ ポリシーを選択し、AutoClik.Document に対してクライアント接続を許可します。
ローカル コンピューターで RACMGR32.EXE を起動し、[OLE クラス] ボックスにある [AutoClik.Document] をクリックします。
[サーバー接続] タブで、リモート コンピューターのネットワーク アドレスとネットワーク プロトコルを選択します。
[OLE クラス] ボックスの [AutoClik.Document] が選択されている状態で、[登録] メニューの [リモート] をクリックします。
MFC ではなく Visual Basic クライアントを使用する場合は、ローカル コンピューターで AUTODRIV.EXE、またはそれに相当する AUTOCLIK.MAK の Visual Basic プロジェクトを実行します。
リモートコンピューターで、ローカル クライアントから起動した AUTOCLIK の実行コマンドを確認できるようになります。