ユーザー コントロール デザイナー
既存のコントロールを組み合わせて、独自の Windows フォーム コントロールをビジュアルな方法で作成できます。 Windows フォームのユーザー コントロールは、UserControl クラスの派生クラスです。
注意
ASP.NET ページとして開発されて、拡張子が .ascx のテキスト ファイルとして保存されるユーザー作成のサーバー コントロールもあります。 ASP.NET Page Framework は、ユーザー コントロールを実行時にコンパイルし、System.Web.UI.UserControl から派生するクラスを生成します。
このデザイナーでは、次の操作を行うことができます。
ツールボックスまたはサーバー エクスプローラーからコンポーネント、データ項目、および Windows フォーム コントロールを追加できます。
複数のコントロールを 1 つのコントロールにグループ化できます。
デザイナーをダブルクリックしてクラスの一般宣言セクションにコードを記述したり、クラスに含まれる要素をダブルクリックして要素のコードを記述したりできます。
デザイナーを開くには、Windows コントロール ライブラリ プロジェクトを作成します。 新しいプロジェクトが開き、ユーザー コントロール デザイナーが表示されます。
ユーザー コントロール デザイナーはユーザー コントロールのデザイン サーフェイスとして機能し、フォームの場合とほぼ同じモデルを使用できます。 たとえば、フォームにボタンを追加すると、その要素を表すアイコンが表示されます。 このアイコンをクリックしてプロパティにアクセスするか、F7 キーを押してコード エディターに移動します。 ユーザー コントロール デザイナーにも同様の機能があります。デザイン サーフェイスでの対話をとおしてビジュアルおよび非ビジュアルな要素を追加したり設定したりでき、追加した要素とそのイベントをプログラムできます。
ビジュアル要素をユーザー コントロールに追加すると、追加した要素はデザイン サーフェイスに配置されて、その要素のビジュアルな表現や位置を調節できます。
DirectorySearcher コンポーネントなどの非ビジュアル要素をユーザー コントロールに追加すると、デザイナーの下部にあるコンポーネント トレイに要素が表示されます。
注意
トレイはコンポーネント デザイナーのインスタンスです。 トレイは非ビジュアル要素の集積場所として機能し、ページまたはフォームにおけるコントロールの配置に干渉せずに非ビジュアル要素を使用できます。
参照
処理手順
方法 : UserControl の実行時の動作をテストする