description プロパティ

[アーティクル]
08/09/2011

特定のエラーと関連付けられたエラーを説明する文字列を設定するか、または返します。

object.description

引数

object
必ず指定します。 Error オブジェクトのインスタンスを指定します。

解説

description プロパティは、特定のエラーに関連付けられたエラーメッセージを格納する文字列です。このプロパティを使用して、スクリプトが処理できないエラーをユーザーに通知します。

description プロパティと message プロパティの機能は同じです。description プロパティは下位互換性を提供し、message プロパティは ECMA 規格に準拠しています。

使用例

description プロパティの使用例を次に示します。

try
{
    var arr = new Array(-1);
}
catch(e)
{
    print ("Error Message: " + e.message);
    print ("Error Description: " + e.description);
    print ("Error Code: " + (e.number & 0xFFFF))
    print ("Error Name: " + e.name);
}

このコードによって、次のような出力が生成されます。

Error Message: Array length must be zero or a positive integer
Error Description: Array length must be zero or a positive integer
Error Code: 5029
Error Name: RangeError