方法 : フォルダーのファイルを管理する

ソリューション エクスプローラーでは、[その他のファイル] フォルダーを表示して、プロジェクトまたはソリューションに永続的には関連付けないファイルを追跡してすばやく開けるようにすることができます。

たとえば、プロジェクトを作成しなくても、Visual Studio のエディターを使用して、ファイルを作成したり、編集したりできます。 また、ソリューションに携わっている間に使用する開発メモのファイルを作成するなど、一時的に使用するファイルを扱うことができます。 永続的にソリューションに関連付けるファイルの詳細については、「ソリューション項目」を参照してください。

注意

その他のファイル用のフォルダーをソリューション エクスプローラーのツリー ビューに表示するには、表示するオプションを明示的に選択する必要があります。

ファイルを作成したり、既存のファイルを編集したりできます。 開いているソリューションまたはプロジェクトに関連付けられていないファイルは、[その他のファイル] フォルダーに表示されます。

注意

[その他のファイル] フォルダーに表示されないファイルは、Visual Studio 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) で変更できないファイルです。たとえば、.zip ファイルや .doc ファイルです。 IDE では、IDE で変更できないファイルは追跡されません。

[その他のファイル] フォルダーを表示するには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、[環境] ノードを展開し、[ドキュメント] を選択します。

  3. [その他のファイルをソリューション エクスプローラーに表示] を選択します。

  4. フォルダーに表示するドキュメントの数を指定します。

    注意

    値をゼロ (0) のままにしておくと、フォルダーには、現在開かれているファイルのみが表示されます。

その他のファイルは、Visual Studio で編集して保存できます。また、ソリューション エクスプローラーからファイルを削除して、ファイルとソリューションとの関連付けを解除することもできます。 ただし、ストレージからファイルを物理的に削除するには、Windows エクスプローラーを使用する必要があります。

その他のファイルを作成するには

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[ファイル] をクリックします。

  2. [新しいファイル] ダイアログ ボックスで、左ペインの [カテゴリ] を選択します。

  3. 右ペインで [テンプレート] を選択し、[開く] をクリックします。

    注意

    現在の既定のエディター以外のエディターを使用する場合は、エディターを追加するか、または変更します。 詳細については、「方法 : 既定のエディターを変更または追加する」を参照してください。

  4. ファイルに保存する内容を入力し、ファイルを保存します。

参照

処理手順

方法 : 既定のエディターを変更または追加する

参照

[ドキュメント] ([オプション] ダイアログ ボックス - [環境])

概念

その他のファイル

コンテナーとしてのソリューション

その他の技術情報

ソリューション エクスプローラ