CWordArray クラス
16 ビットのワードの配列をサポートします。
class CWordArray : public CObject
解説
CWordArray のメンバー関数は、CObArray クラスのメンバー関数とほぼ同じです。 メンバー関数については CObArray クラスの説明を参照してください。 関数パラメーターや戻り値として CObject へのポインターが使われている箇所は、WORD に置き換えてください。
CObject* CObArray::GetAt( int <nIndex> ) const;
は、次のように置き換えます。
WORD CWordArray::GetAt( int <nIndex> ) const;
CWordArray には、IMPLEMENT_SERIAL マクロが組み込まれているので、配列要素のシリアル化とダンプをサポートします。 アーカイブにワード配列を格納するには、オーバーロードされた出力ストリーム演算子か CObject::Serialize メンバー関数を使います。配列の各要素は順次シリアル化されます。
注意
配列を使う場合は、あらかじめ SetSize 関数で配列のサイズを確定し、そのメモリを確保します。 SetSize を使用せずに要素を配列に追加すると、配列が頻繁に再割り当てされ、コピーされます。 頻繁に再割り当てとコピーを行うとパフォーマンスが低下し、メモリ断片化の原因になります。
配列の要素を個別に出力するには、ダンプ コンテキストの深さの引数を 1 以上に設定します。
CWordArray の使い方の詳細については、「コレクション クラス」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcoll.h
参照
処理手順
サンプルを収集します。MFC コレクション クラスを示します