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ディスパッチ マップ

OLE オートメーションには、メソッドを呼び出し、アプリケーション間でプロパティにアクセスする方法が用意されています。 Microsoft Foundation Class ライブラリには、このような要求をディスパッチするための機構 "ディスパッチ マップ" があります。ディスパッチ マップは、オブジェクト関数とプロパティの内部名および外部名、およびプロパティ自体のデータ型と関数引数のデータ型を示します。

ディスパッチ マップ

DECLARE_DISPATCH_MAP

ディスパッチ マップを使用してクラスのメソッドとプロパティを公開することを宣言します。クラスの宣言の中で使用する必要があります。

BEGIN_DISPATCH_MAP

ディスパッチ マップの定義を開始します。

END_DISPATCH_MAP

ディスパッチ マップの定義を終了します。

DISP_FUNCTION

ディスパッチ マップで使用して、OLE オートメーション関数を定義します。

DISP_PROPERTY

OLE オートメーションのプロパティを定義します。

DISP_PROPERTY_EX

OLE オートメーション プロパティを定義し、Get 関数と Set 関数を指定します。

DISP_PROPERTY_NOTIFY

通知機能付きの OLE オートメーション プロパティを定義します。

DISP_PROPERTY_PARAM

パラメーターをとる OLE オートメーション プロパティを定義し、Get 関数と Set 関数を指定します。

DISP_DEFVALUE

既存のプロパティをオブジェクトの既定値にします。

参照

概念

MFC マクロとグローバル