次の方法で共有


DECLARE_DISPATCH_MAP

OLE オートメーションをサポートするプログラムの CCmdTarget 派生クラスでは、メソッドやプロパティを公開するためにディスパッチ マップを用意する必要があります。

DECLARE_DISPATCH_MAP( )

解説

クラスの宣言の末尾に DECLARE_DISPATCH_MAP マクロを使用します。 それから、クラスのメンバー関数を定義する .CPP ファイルで、BEGIN_DISPATCH_MAP マクロを使用します。 その後、公開されたクラスのメソッドやプロパティ (DISP_FUNCTIONDISP_PROPERTY など) のそれぞれに対するマクロ エントリが含まれます。 最後に END_DISPATCH_MAP マクロを使用します。

注意

DECLARE_DISPATCH_MAP の後にメンバーを宣言する場合は、そのメンバーの新しいアクセスの種類 (public、private、または protected のいずれか) を指定する必要があります。

アプリケーション ウィザードとコード ウィザードをオートメーション クラスの作成やディスパッチ マップの管理作業の補助として使用できます。 ディスパッチ マップの詳細については、「オートメーション サーバー」を参照してください。

使用例

class CMyServerDoc : public COleServerDoc
{
   DECLARE_DISPATCH_MAP()

   // Remainder of class declaration omitted.

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

BEGIN_DISPATCH_MAP

END_DISPATCH_MAP

DISP_FUNCTION

DISP_PROPERTY

DISP_PROPERTY_EX

DISP_DEFVALUE

概念

MFC マクロとグローバル

その他の技術情報

ディスパッチ マップ