リモート オートメーション接続マネージャー
クライアント コンピューターとサーバー コンピューターの両方を設定するには、レジストリを変更する必要があります。 この作業は手動で行わなくても、リモート オートメーション接続 (RAC: Remote Automation Connection) マネージャー ツールで簡単に実行できます。 このツール (RACMGR32.EXE) は RACREG32.DLL と合わせて、任意のディレクトリにコピーする必要があります。 そのフォルダーを PATH に記述すると、タスク バーの [実行] コマンドで実行できるようになります。 別の方法としては、ショートカットを作成したり、[スタート] メニューに加えることも可能です。
RACMGR32 は Visual Basic で記述されているので、Visual Basic サポートの DLL が必要です。 これらのファイルは、CD-ROM の RACMGR32.EXE と同じディレクトリにあります。 これらのファイルが Visual C++ Enterprise Edition のセットアップ プログラムでインストールされる場合、そのバージョンは Visual Basic Enterprise Edition 5.0 に同梱されているものと同じか、それよりも新しいバージョンになります。 Visual C++ のセットアップ プログラムは、新しいバージョンの Visual Basic のファイルをシステム ディレクトリにコピーします。 Windows 9x の場合、このディレクトリは通常 C:\Windows\System です。 Windows NT および Windows 2000 の場合は、このディレクトリは通常 C:\WINNT\system32 です。 また、セットアップ プログラムでは、これらのファイルをオペレーティング システムに登録します。 Visual Basic のインストール先からこれらのファイルを削除してもかまいません。