COleClientItem::GetCachedExtent

[アーティクル]
08/09/2011

OLE アイテムのサイズを取得します。

BOOL GetCachedExtent(
   LPSIZE lpSize,
   DVASPECT nDrawAspect = (DVASPECT
)-1 
);

パラメーター

lpSize
サイズ情報を受け取る SIZE 構造体または CSize オブジェクトへのポインター。
nDrawAspect
境界を取得する OLE アイテムの外観を指定します。指定する値については、「SetDrawAspect」を参照してください。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外の値を返します。OLE アイテムが空の場合は 0 を返します。

解説

この関数は GetExtent と同じ情報を提供します。しかし、OnChange のようなほかの OLE ハンドラーの動作中にエクステントの情報を得るために、GetCachedExtent を呼び出すことができます。寸法は MM_HIMETRIC 単位です。

これは、GetCachedExtent がアイテムのエクステントを得るために、IOleObject インターフェイスではなく IViewObject2 インターフェイスを使用するからです。 IViewObject2 COM オブジェクトは直前の IViewObject::Draw 呼び出しで使われたエクステントの情報をキャッシュします。

詳細については、Windows SDK の「IViewObject2::GetExtent」を参照してください。