CRect::UnionRect
2 つの四角形の和集合に相当する寸法を持つ CRect を作成します。
BOOL UnionRect(
LPCRECT lpRect1,
LPCRECT lpRect2
) throw( );
パラメーター
lpRect1
1 つめの元の四角形を表す RECT または CRect へのポインター。lpRect2
2 つめの元の四角形を表す RECT または CRect へのポインター。
戻り値
和集合が空でない場合は 0 以外の値を返します。和集合が空の場合は 0 を返します。
解説
和集合とは、両方の四角形をともに含んでいる最小の四角形のことです。
Windows は、空の四角形、つまり、四角形が幅も高さも持たない場合はその寸法を無視します。
注意
両方の四角形が正規化されていない場合、この関数は失敗することがあります。 この関数を呼び出す前に NormalizeRect を呼び出して四角形を正規化することもできます。
使用例
CRect rect1(100, 0, 200, 300);
CRect rect2(0, 100, 300, 200);
CRect rect3;
rect3.UnionRect(&rect1, &rect2);
CRect rectResult(0, 0, 300, 300);
ASSERT(rectResult == rect3);
必要条件
**ヘッダー:**atltypes.h