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方法 : Windows フォーム TextBox コントロールで複数行を表示する

既定の Windows フォーム TextBox コントロールでは、単一行のテキストが表示され、スクロール バーは表示されません。 使用できる領域よりもテキストが長い場合は、テキストの一部だけが表示されます。 この既定の動作は、MultilineWordWrap、および ScrollBars の各プロパティを適切な値に設定することにより変更できます。

TextBox コントロールに復帰を表示するには

  • 複数行 TextBox に復帰を表示するには、NewLine プロパティを使用します。

    エスケープ文字 (\) の解釈は言語に固有であることに注意してください。 Visual Basic では、復帰とライン フィード文字の組み合わせを表すために Chr$(13) & Chr$(10) を使用します。

TextBox コントロールに複数行を表示するには

  1. Multiline プロパティを true に設定します。 WordWrap を既定値である真 (true) に設定している場合、コントロールのテキストは 1 つ以上の段落として表示されます。真 (true) に設定していない場合、テキストはリストとして表示され、一部の行はコントロールの端で隠れてしまうことがあります。

  2. ScrollBars プロパティに適切な値を設定します。

    説明

    None

    テキストの段落が、ほぼ常にコントロールに適合する場合に使用します。 テキストが長すぎて一度にすべてを表示できない場合は、マウス ポインターを使用して、コントロールの内部を移動できます。

    Horizontal

    TextBox コントロールの幅よりも長い行のリストを表示する場合に使用します。

    Both

    リストがコントロールの高さよりも長い場合に使用します。

  3. WordWrap プロパティに適切な値を設定します。

    説明

    false

    コントロールのテキストは、自動的に折り返されないため、改行に到達するまで右方向にスクロールされます。 この値は、上記の Horizontal スクロール バーまたは Both を選択した場合に使用します。

    true (既定値)

    水平スクロール バーは表示されません。 この値は、上記の Vertical スクロール バーまたは None を選択した場合に使用して、1 つ以上の段落を表示します。

参照

処理手順

方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでのカーソル位置を制御する

方法 : Windows フォームの TextBox コントロールを使用してパスワード テキスト ボックスを作成する

方法 : 読み取り専用テキスト ボックスを作成する (Windows フォーム)

方法 : 文字列に引用符を挿入する (Windows フォーム)

方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでテキストを選択する

参照

TextBox コントロールの概要 (Windows フォーム)

TextBox

その他の技術情報

TextBox コントロール (Windows フォーム)