TextBox コントロールの概要 (Windows フォーム)
Windows フォーム テキスト ボックスを使用すると、入力データを取得したりテキストを表示したりできます。 TextBox コントロールは、通常は編集可能なテキストに使用しますが、読み取り専用にすることもできます。 テキスト ボックスでは、複数の行を表示したり、コントロールのサイズに合わせてテキストを折り返したりできます。基本的な書式を追加することもできます。 TextBox コントロールには、表示用のテキストまたはコントロールから入力されたテキストに適用するための、単一の書式スタイルが用意されています。 書式が複数設定されたテキストを表示するには、RichTextBox コントロールを使用します。 詳細については、「RichTextBox コントロールの概要 (Windows フォーム)」を参照してください。
TextBox コントロールの操作
コントロールによって表示されるテキストは、Text プロパティに含まれています。 既定では、最大 2,048 文字をテキスト ボックスに入力できます。 Multiline プロパティを true に設定した場合は、32 KB までのテキストを入力できます。 Text プロパティは、デザイン時に [プロパティ] ウィンドウで設定するか、実行時にコードで設定するか、または実行時にユーザー入力によって設定します。 テキスト ボックスの現在の内容は、実行時に Text プロパティを読み取ることによって取得できます。
実行時にテキストをコントロール内に設定するコード例を次に示します。 InitializeMyControl プロシージャは自動的に実行されないため、呼び出す必要があります。
Private Sub InitializeMyControl()
' Put some text into the control first.
TextBox1.Text = "This is a TextBox control."
End Sub
private void InitializeMyControl() {
// Put some text into the control first.
textBox1.Text = "This is a TextBox control.";
}
private void InitializeMyControl()
{
// Put some text into the control first.
textBox1.set_Text("This is a TextBox control.");
}
private:
void InitializeMyControl()
{
// Put some text into the control first.
textBox1->Text = "This is a TextBox control.";
}
参照
処理手順
方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでのカーソル位置を制御する
方法 : Windows フォームの TextBox コントロールを使用してパスワード テキスト ボックスを作成する
方法 : 読み取り専用テキスト ボックスを作成する (Windows フォーム)
方法 : 文字列に引用符を挿入する (Windows フォーム)
方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでテキストを選択する
方法 : Windows フォーム TextBox コントロールで複数行を表示する