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SQL Server データ型用の既定のジェネレーター

すべての SQL データ型が、それに関連付けられた既定のデータ ジェネレーターを持っています。 既定のジェネレーターは、データ生成計画を作成するときに、特定の SQL データ型の列に自動的に割り当てられます。

注意

既定のジェネレーターは、列の特定の制約によって自動的にオーバーライドされます。 たとえば、ID 列と外部キー列が整数の列の場合、既定の整数ジェネレーターではなく、SQL 計算値ジェネレーターと外部キー データ ジェネレーターが使用されます。

データ ジェネレーターは、次の 2 種類の方法で変更できます。

  • 特定のデータ生成計画の特定の列に割り当てられるデータ ジェネレーターを変更できます。 この方法で変更されたジェネレーターは、変更を行うデータ生成計画に対してのみ有効になります。 詳細については、「列へのデータ生成の詳細の指定」を参照してください。

  • SQL データ型に対する既定のデータ ジェネレーターを変更できます。 この方法で変更されたジェネレーターは、変更を行った後で作成するすべての新規データ生成計画に対して有効になります。 既存のデータ生成計画に追加される任意の列に対しても有効です。 詳細については、「方法 : 列の種類に対応する既定のジェネレーターを変更する」を参照してください。

既定のデータ ジェネレーター

以下のセクションでは、SQL データ型に関連付けられている既定のジェネレーターについて説明します。 単一のテーブルの同じ事項の詳細については、「[オプション] ([データベース ツール] - [データ ジェネレーター] - [既定のジェネレーター])」を参照してください。

真数

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

bit

Bit

tinyint

TinyInt

smallint

SmallInt

int

Integer

bigint

BigInt

decimal

Decimal

numeric

Decimal

smallmoney

Money

money

Money

概数

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

float

Float

real

Real

日付と時刻

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

smalldatetime

DateTime

datetime

DateTime

文字列

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

char

String

varchar

String

varchar(max)

String

text

String

Unicode 文字列

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

nchar

String

nvarchar

String

nvarchar(max)

String

ntext

String

バイナリ文字列

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

binary

Binary

varbinary

Binary

varbinary(max)

Binary

image

Image

その他のデータ型

SQL データ型

SQL 2008

SQL 2005

既定のデータ ジェネレーター

sql_variant

Integer

Sysname

String

timestamp

既定のデータ ジェネレーターはありません。 このデータは、挿入すると SQL Server によって計算されます。

uniqueidentifier

Guid

SQL ユーザー定義型

ユーザー定義型の基本型によって決まります。

.NET CLR ユーザー定義型

String

xml

String

参照

概念

データ ジェネレーターを使用したデータベースのテスト データの生成

カスタム データ ジェネレーターを使用した特殊なテスト データの生成

列へのデータ生成の詳細の指定