方法 : 添付イベントを使用する
要素は、XAML ツリー内の他の要素によってイベントが発生した場合、要素に定義されていないイベントであっても応答できます。 たとえば、Button コントロールが含まれる Window は、Window に Click イベントが定義されていなくても、Button によって発生した Click イベントに応答できます。 このように構成するには、Window 定義に Button.Click (または ButtonBase.Click) イベントのハンドラーを指定します。 このハンドラーは、ウィンドウの XAML ツリー内の Button (または ButtonBase を継承するコントロール) がクリックされたときに実行されます。 添付イベントの使用手順と使用例を次に示します。
添付イベントを使用するには
要素に対し、処理する添付イベントのイベント ハンドラーを指定します。 詳細については、「方法 : 単純なイベント ハンドラーを作成する」を参照してください。
次の XAML は、Window に Button.Click イベントのイベント ハンドラーを指定する方法を示しています。
<Window x:Class="MainWindow" xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" Title="MainWindow" Height="300" Width="300" Button.Click="myHandler"> <Grid> <Button Height="23" HorizontalAlignment="Left" Margin="33,38,0,0" Name="Button1" VerticalAlignment="Top" Width="75">Button</Button> </Grid> </Window>
この例では、コード Button.Click="myHandler" によって Window 定義内に Button.Click イベントのイベント ハンドラーを作成しています。 このメソッドは、ウィンドウのツリー内のいずれかのボタンがクリックされたときに実行されます。
分離コード ファイルで、イベント ハンドラーにコードを追加します。