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FormRegionCustomActionAddressLike 列挙体

ユーザーがカスタム動作を実行するときに表示されるターゲット アイテムのアドレス指定方法を指定します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Outlook
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Outlook (Microsoft.Office.Tools.Outlook.dll 内)

構文

'宣言
Public Enumeration FormRegionCustomActionAddressLike
public enum FormRegionCustomActionAddressLike

メンバー

メンバー名 説明
Reply 新しいアイテムを元のアイテムへの返信にします。新しいメール メッセージを作成した場合、このオプションは、メッセージの [送信者] フィールドに表示されているアドレスを新しいメッセージの [宛先] フィールドにコピーします。新しいメッセージの [件名] フィールドに表示されるテキストには、元の [件名] フィールドに表示されていたテキストが格納されます。
ReplyAll 新しいアイテムを元のアイテムのすべての送信者と受信者への返信にします。新しいメール アイテムを作成した場合、このオプションは、メッセージの [送信者] フィールドと [宛先] フィールドに表示されているアドレスをターゲット フォームの [宛先] フィールドにコピーします。また、このオプションは、メッセージの [CC] フィールドに表示されているアドレスをターゲット フォームの [CC] フィールドにコピーします。新しいメッセージの [件名] フィールドに表示されるテキストには、元の [件名] フィールドに表示されていたテキストが格納されます。
Forward 新しいアイテムを元のアイテムの転送にします。新しいメール メッセージを作成した場合、このオプションは新しいメッセージの [宛先] フィールドと [CC] フィールドをクリアします。新しいメッセージの [件名] フィールドに表示されるテキストには、元の [件名] フィールドに表示されていたテキストが格納されます。元のアイテムの添付ファイルは、新しいアイテムにコピーされます。
ReplyToFolder 新しい投稿アイテムを作成する場合、このオプションは、アイテムをアクティブなフォルダーに投稿します。また、このアイテムは、[件名] フィールドに表示されているテキストを新しいアイテムの [スレッド] フィールドにコピーします。続いて、新しいアイテムの [件名] フィールドをクリアします。
Response リボンの [返信] グループの [返信] ボタンをクリックしたときに、カスタム動作ボタンが表示されます。

解説

ユーザーがカスタム動作を実行するときに表示されるターゲット アイテムのアドレス指定方法を指定するには、FormRegionCustomActionAddressLike 値を使用します。

カスタム動作の詳細については、「Outlook フォーム領域のカスタム動作」を参照してください。

FormRegionCustomActionAddressLike 列挙体は、FormRegionCustomAction インターフェイスの AddressLike プロパティで使用されます。

参照

参照

Microsoft.Office.Tools.Outlook 名前空間