LoadTestUserContext クラス
ロード テスト内のテストを実行するユーザー コンテキストに関する情報をカプセル化します。
継承階層
System.Object
System.MarshalByRefObject
Microsoft.VisualStudio.TestTools.LoadTesting.LoadTestUserContext
名前空間: Microsoft.VisualStudio.TestTools.LoadTesting
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.QualityTools.LoadTestFramework (Microsoft.VisualStudio.QualityTools.LoadTestFramework.dll 内)
構文
'宣言
<SerializableAttribute> _
Public Class LoadTestUserContext _
Inherits MarshalByRefObject _
Implements IDictionary(Of String, Object), _
ICollection(Of KeyValuePair(Of String, Object)), IEnumerable(Of KeyValuePair(Of String, Object)), _
IEnumerable
[SerializableAttribute]
public class LoadTestUserContext : MarshalByRefObject,
IDictionary<string, Object>, ICollection<KeyValuePair<string, Object>>,
IEnumerable<KeyValuePair<string, Object>>, IEnumerable
[SerializableAttribute]
public ref class LoadTestUserContext : public MarshalByRefObject,
IDictionary<String^, Object^>, ICollection<KeyValuePair<String^, Object^>>,
IEnumerable<KeyValuePair<String^, Object^>>, IEnumerable
[<SerializableAttribute>]
type LoadTestUserContext =
class
inherit MarshalByRefObject
interface IDictionary<string, Object>
interface ICollection<KeyValuePair<string, Object>>
interface IEnumerable<KeyValuePair<string, Object>>
interface IEnumerable
end
public class LoadTestUserContext extends MarshalByRefObject implements IDictionary<String, Object>, ICollection<KeyValuePair<String, Object>>, IEnumerable<KeyValuePair<String, Object>>, IEnumerable
LoadTestUserContext 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CompletedTestCount | LoadTestUserContext オブジェクトによって表される仮想ユーザーがロード テストの開始以降に完了したテストの数を取得または設定します。 | |
Count | LoadTestUserContext オブジェクトに格納されている要素数を取得します。 | |
InitializeTestContext | LoadTestUserContext オブジェクトに関連付けられた仮想ユーザーについて、InitializeTest が完了した時点でのユーザー コンテキストの状態を取得または設定します。 | |
IsNewUser | 新しく作成した仮想ユーザーが現在のテストを実行しているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsReadOnly | LoadTestUserContext が読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
Item | 指定したキーを持つ LoadTestUserContext 要素を取得または設定します。 | |
Keys | LoadTestUserContext 要素のキーを含む ICollection を取得します。 | |
ScenarioName | この LoadTestUserContext によって表される仮想ユーザーを作成したロード テスト シナリオの名前を取得または設定します。 | |
UserId | ロード テスト シナリオ内のユーザーの UserId を取得します。 | |
Values | LoadTestUserContext 要素内の値を含む ICollection を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Add(KeyValuePair<String, Object>) | KeyValuePair<TKey, TValue> 項目を LoadTestUserContext に追加します。 | |
Add(String, Object) | 指定したキーと値を持つ要素を LoadTestUserContext に追加します。 | |
Clear | LoadTestUserContext からすべての項目を削除します。 | |
Contains | LoadTestUserContext に指定の値が含まれているかどうかを確認します。 | |
ContainsKey | 指定したキーを持つ要素が LoadTestUserContext に含まれているかどうかを示します。 | |
CopyTo | LoadTestUserContext の要素を Array にコピーします (特定の Array インデックスからコピーを開始します)。 | |
CreateObjRef | リモート オブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) | |
Equals | 指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
Finalize | オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) | |
GetEnumerator | LoadTestUserContext を反復処理する列挙子を返します。 | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。) | |
GetLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) | |
InitializeLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) | |
MemberwiseClone() | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) | |
MemberwiseClone(Boolean) | 現在の MarshalByRefObject オブジェクトの簡易コピーを作成します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) | |
Remove(KeyValuePair<String, Object>) | 指定したオブジェクトが LoadTestUserContext 内にあるときに、最初に出現したものを削除します。 | |
Remove(String) | 最初に見つかった特定のオブジェクトを LoadTestUserContext オブジェクトから移動する必要があるかどうかを示す値を返します。 | |
ToString | 現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。) | |
TryGetValue | 指定されたキーに関連付けられている値を取得します。 |
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フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
LoadTestUserContextKey | LoadTestUserContext のキーを表します。 |
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明示的インターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
IEnumerable.GetEnumerator | LoadTestUserContext 要素のコレクションを反復処理する列挙子を返します。 |
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解説
LoadTestUserContext は、ロード テスト内のテストを実行するユーザー コンテキストに関する情報をカプセル化します。
例
ロード テストのコンテキストで実行する単体テストのコードは、TestContext プロパティにユーザーがアクセスするときに "$LoadTestUserContext" キーを使用して単体テストを実行する仮想ユーザーの LoadTestUserContext への参照を取得できます。
次に例を示します
LoadTestUserContext loadTestUserContext =
this.TestContext.Properties["$LoadTestUserContext"]
as LoadTestUserContext;
同様に、コード化された Web テストでは、次のように LoadTestUserContext にアクセスできます。
LoadTestUserContext loadTestUserContext =
this.Context["$LoadTestUserContext"] as LoadTestUserContext;
単体テストまたは Web テストをロード テストのコンテキストの外で実行した場合、前のコードから返される LoadTestUserContext は nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) になります。
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。